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廊下のむし探検 ハネナガヒシバッタほか

廊下のむし探検 第680弾

昨夜の続きで一昨日の「廊下のむし探検」の結果です。最近、検索表が少しずつ使えるようになって虫の名前調べが少し楽しくなりました。と同時に、1匹の虫の名前調べに多大な時間を要するようになりました。だいたいは写真判定でやろうとしているのでさらに大変です。採集してくるともっと簡単になると思うのですが、家中虫だらけになるのも嫌なので・・・。



今日の最初はこのヒシバッタです。何となく複眼の飛び出しが少ないのと、全体の色が違うので、いつものニセハネナガヒシバッタではないかもと思って調べてみました。前回、ニセハネナガヒシバッタを調べた時と同様、、「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」に載っている検索表を使いました。



これは必要な部分を抜き出したものですが、実は前回と同じ失敗をしてしまいました。検索表の「・・・」で書いたところは、真上からの写真が必要だったのです!そんなことはすっかり忘れていて、横からの写真しか撮らなかったので、この部分はまたおあずけになりました。まったく学習していないですね~。まぁそれでも、ハネナガヒシバッタの仲間であることは間違いないので、検索には支障はないと思いますが・・・。

いつものように検索に必要な写真を載せます。必要な箇所には検索項目の番号と内容の要約を書いておきました。



まず、⑧の「前胸背板側葉先端は丸みを帯びる」はこの写真で分かると思います。次の⑮は次の写真を見てください。



ずっと後ろまで伸びているのは、前翅ではなくて実は前胸背板です。その後ろに後翅がちらっと見えています。退化した前翅は上の写真で確認できます。その次の⑱は⑱Aを選ぶのですが、上の写真で分かるように複眼が飛び出ています。⑲は前胸背板前縁が上反しているので⑲Bを選びます。これで、ハネナガヒシバッタ属かニセハネナガヒシバッタ属のどちらかになります。

問題は次です。この間悩んだ触角基部が複眼下円より上に位置するか、下に位置するかという項目が出てきました。上か下かといっても顔の向きで変わってしまうので、触角基部を延長した線と複眼下円を比較したらどうだろうとこの間書きました。上の写真ではそれを破線で書いています。かなり微妙ですが、確かに下円と接しているような気もします。でも、多分に先入観が入っているので、あまり当てにはなりません。次の中腿節下縁の毛は次の写真を見てください。



写真が不鮮明なのですが、この写真を見るとニセハネナガヒシバッタの時よりまばらな気がします。もっとも抜けてしまったのではと言われると反論できないのですが・・・。というので、あまり確かではないのですが、ハネナガヒシバッタ属の方に進んでみます。

次は㉑の前胸背板が直線状か凸凹があるかという点で、直線状ではないので㉑Bを選びます。最後は触角が太いか細いか、さらに各節が扁平か円筒形かという点です。上の写真でしか判断ができないのですが、何となく扁平な感じがします。というので極めて怪しいながらハネナガヒシバッタに到達しました。何となく複眼の飛び出しが少ないなと思った最初の印象の方が、下手に検索するより確かかもしれませんね。



まだこういう羽アリがうろうろしています。触角が伸びているので♂アリです。何となく先日調べたトビイロケアリ(?)に似ている感じなのですが、トビイロケアリ♂らしい羽アリが大量に発生したのが7月初めでした。もう一ヶ月以上になるのにまだいるのでしょうか。1匹捕まえてきたので、もう一度調べてみます。



何か分からない女王アリもいたのですが、女王アリには苦労しそうなので今回はパスしました。



一昨日調べたウシアブ♀です。こんな状態で転がっていて、時折、脚をバタバタさせていました。



こちらもひっくり返って脚をバタバタさせていたのですが、オオゴキブリでしょうね。オオゴキブリは森に住むというのですが、やはり気持ち悪いです。



大きなゴマダラカミキリがいました。ゴマダラカミキリはよく見るのですが、不思議と「廊下のむし探検」初登場でした。



こちらは以前教えていただいたコヨツボシケシキスイだと思います。



最後はクモです。脚が長くて全体を入れると体が小さくなるので、ちょっと拡大してみます。



腹部が菱型なので、ヒメグモ科のヒシガタグモではないかと思います。

蛾は次回に回します。
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No title

やっぱりバッタの同定も捕獲した方が無難ですね。
ヒナバッタとかコオロギとかフキバッタの仲間なんかよく見るんですけどねえ…

No title

本当にそうですね。写真がいろいろな方向から完璧に撮れればよいのですが、たいていはあれが足りない、これがピンぼけ・・・という風になりますね。バッタは標本づくりが大変なので何となく採集は避けているのですが・・・。フキバッタ、野外でときどき見るのですが、図鑑を見てもさっぱり分からないので、一度調べてみたいなと思っていました。
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