廊下のむし探検 リンゴツノエダシャクほか
廊下のむし探検 第674弾
前回の続きで3日前の「廊下のむし探検」の結果です。今回は蛾を紹介します。
この日はこんなやや大型の蛾が2匹いました。リンゴツノエダシャクです。リンゴという名前がついているので、リンゴの害虫かなと思ったのですが、「大図鑑」を見ると、幼虫はヤナギ、ブナ、ニレ、バラ・・・などと多食性のようです。もっとも、農研機構が出しているリンゴの加害害虫のリストには入っていました。昨年も一昨年も6月と7月に見ていました。この2年10月間で4匹だったのでまぁまぁ多い方ですね。
シャクガはこの他、サツマヒメシャクと
フタモンクロナミシャクがいました。
地下駐車場の床でエゾシモフリスズメが死んでいました。一昨年も見ていて、その時は8月8日でした。ちょうど今頃ですね。
こちらはトビイロスズメ。これも地下駐車場でした。
これはウスイロギンモンシャチホコ。以前、この銀色の光り方について調べたことがありました。その時は翅の前後方向から照明を当てれば銀色に光り、左右方向からでは黒くなってしまうという結論でした。これはちょうど斜め方向から撮影したので、ちょっと光り方が弱いですね。もっとも光を当てる方向だけでなく、見る方向も大事なのかな。
ミドリリンガがいました。これまで6月と8-9月に合計6匹見ていました。結構、多い方ですね。緑色は変わっているのでつい注目してしまいます。
似た種が多いのですが、これはヨトウガ亜科のマダラキヨトウではないかと思います。
最後はタイワンキシタアツバでした。
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