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廊下のむし探検 クモがいろいろ

廊下のむし探検 第673弾

一昨日の「廊下のむし探検」の結果です。この日はクモがたくさんいました。クモは嫌いなのですが、廊下に出てきた「むし」はすべて調べようと思ったので、仕方なしに撮っています。でも、だんだん慣れてきた感じです。



模様が実にはっきりしていて分かりやすいですね。たぶん、ヒメグモ科のハンゲツオスナキグモ♀だと思います。廊下で歩いていると、結構異質な感じがします。



これも結構大きなクモなのですが、じっとしているのでそれほど怖くはありませんでした。模様からクサグモかなと思っています。



ハエトリの幼体だと思うのですが、名前が分かりません。何度か見ているのですが・・・。(追記2015/11/14:ヒトリコゲチャハエトリかなと思います



最後のこのクモは本当に小さなクモです。たぶん、チリグモ科のチリグモではないかと思います。






またアブがいました。しかも♂です。検索表が使えないので、諦めていたのですが、今日はちょっとだけ調べてみました。まず、翅脈ですが、



Aの部分のR5脈とM1脈が開いているので、シロフアブ群以外になります。Bに小さな枝が出ているので、たぶん、ウシアブ群になります。後は、腹部背のパターンと触角の形や色である程度は見当をつけることができます。検索表の上では額三角区という触角の下の部分の色が必要だったのですが、写し損ねました。それで、2つの候補ができました。一つはウシアブ、もう一つはマツザワアブです。ともに本州にはいるので除外できません。

両者の違いは、以前紹介した早川(1990)に詳しく載っています。それによると、額三角区が前者では白色粉状、後者では淡黄褐色粉状、触角第3節は前者では小突起が黒色の他は橙黄色、後者では第3節基部が橙褐色以外は黒褐色から褐色、それに脚は前者では脛節の大部分が橙黄色~淡褐色である他は黒褐色~黒色、後者では脚全体が褐色~黒褐色、さらに、腹背第2節以下の中央三角斑が、前者では淡灰黄色、後者では黄褐色などです。一応、触角の写真も載せておきます。



早川(1990)や「日本産水生昆虫」に載っている図も見比べながら判断すると、触角はウシアブとよく似ています。また、脚脛節は何となく淡色のような感じで、さらに、腹背の三角斑も白く見えます。ということで、ウシアブではないかという判断になりました。(追記2018/03/05:検索表が♀用しかないので、♂の場合はやはりTabanus sp.としておきます

その他の虫たちです。



これはウロコチャタテ



それにニセハネナガヒシバッタ



アオモンツノカメムシもいました。

最後に、天井を見てみると、



こんな恐ろしい姿も。オオゴキブリがクモに捕まっている・・・。

蛾は次回に回します。
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No title

最近はウシアブが多く見られる様な…
他にオカダアブらしいものも見られました。

オオゴキブリは千葉の方では見られなくなっちゃいましたね。
最近はクロゴキブリ以外はあまりイヤなものじゃなくなりましたが、ほぼヤマトゴキブリしか見ないからでしょうね。

No title

通りすがりさん、こんにちは

最近、アブをよく観察しているので、少しずつアブも分かってきたような気がします。♀がいなくて♂ばかりなので、ちゃんとした検索はまだできないのですが・・・。

ここ数日、マンションではやたらにオオゴキブリの死骸を見ます。暑いので、マンションに逃げてきて息絶えるのでしょうか。害虫ではないとわかっていても、気持ち悪いです。ネットを見ると、屋内害虫として知られているゴキブリにも、クロ、ヤマト、ワモンなどいろいろといるのですね。
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