廊下のむし探検 コフキコガネなど
廊下のむし探検 第625弾
先日、コフキコガネらしい甲虫に出会ったのですが、2日前にも同じような個体に出会えました。もう死にかけていたのですが・・・。
こんな甲虫です。触角の先の片状節が大きいので♂ですね。やはりこの間と同じコフキコガネの仲間だと思われます。そこで、ちょっとこの間の個体と比較してみます。
左側がこの間の個体、右側は今度の個体です。今度の方がコフキという名前にふさわしい色ですね。コフキコガネ属で近畿地方に生息するのはコフキコガネとオオコフキコガネだと思われるので、このどちらかかなと思って比較してみました。
これは腹側からの写真です。よく見ると、何となく違っているところがあります。
矢印で対照させているところが何となく違うので、たぶん、別種かなと思われます。上記の2種は頭盾と額の点刻の違いと尾節板の先端の形に違いがあります。尾節板の先端を拡大してみます。
左は先日の個体、右は今回の個体です。先端の形に違いがあると言えばあるのですが、それほど大きな違いは見られません。むしろ、右の方が突き出している印象があります。たぶん、左がコフキコガネ、右がオオコフキコガネかなと思うのですが、どうでしょうね。
先日見たハムシダマシがまたいました。全体が細かい毛で被われているので、ピントが合っているのやら合っていないのやら。
これはヒゲコメツキですね。あちこちにダニがついて可愛そうな感じです。
アオカミキリモドキとキバネカミキリモドキです。
これはキマワリでしょうね。
フナガタクチキムシです。最近、毎日のように見ます。
そして、ウスモンカレキゾウムシですね。最近、虫があまりいないのですが、それでも、甲虫はちょこちょこ見ます。
シオヤアブがいました。この間までまったく見かけなかったのですが、これを見てからときどき見るようになりました。今頃、出てくるのでしょうね。
蛾は主だったものがこれだけでした。でも、シンジュサンだったら御の字ですね。これはもう死にそうな感じで床に横たわっていました。
カオマダラクサカゲロウかなと思ったのですが、何となく違いますね。何でしょう。採集しなかった・・・。
こちらはスズキクサカゲロウかな。
ウロコチャタテは最近よく見るようになりました。
後はクモです。ヤミイロカニグモと
ヤサアリグモでした。
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