廊下のむし探検 クビアカサシガメなど
廊下のむし探検 第618弾
先日、廊下の壁の高いところにいてうまく撮れなかったクビアカサシガメが、一昨日は廊下の手すりにいました。これ幸いと思って撮影しました。
近くで見たのですが、思ったほど赤くありません。むしろ黒っぽい赤です。ひょっとして近縁種がいるのかなと思って、「日本原色カメムシ図鑑第3巻」を見てみると、クビアカサシガメ属にはチャイロサシガメ、クビアカサシガメ、セマダラサシガメの3種がいました。でも、外見が大きく異なるので、クビアカサシガメで間違いなさそうです。図鑑によると、日本固有種で本州から南西諸島まで分布しているとのことです。
次はこの甲虫です。これまで見たことはなかったのですが、図鑑で調べてみるとキバネカミキリモドキに似ている感じです。北海道から九州まで分布しているとのことです。
後は天井にいたオオゾウムシ、
それにコメツキが2匹ぐらいでした。
ハナアブです。上はアシブトハナアブ♂だろうと思うのですが、さて、下は何でしょう。♀であることは確かでしょうが・・・。「ハナアブの世界」でも調べてみたのですが、結局、分かりませんでした。(追記:通りすがりさんから、「ハナアブの2枚目は、アシブトハナアブ雌のテネラルですかね。」というコメントをいただきました。テネラルというのは羽化直後の状態をいうようです。どうりで図鑑やネットにもでていなかったのですね)
何となくこんなガガンボがいると、いつもマドガガンボだと言っているのですが、これにも近縁種がいるのかなぁ。最近は近縁種恐怖症になっています。
ヒシウンカがちょこちょこいます。でも、この間調べてみたのですが、ヒシウンカ科であることが分かっただけで、それから先はまったく手がかりすらありません。
先日、苦労して調べたチャタテです。今のところは?マーク付きのスジチャタテです。
それからウデブトハエトリですね。最近、よく見ます。
最後はこのクモです。たぶん、マダラヒメグモという外来種だと思います。これも最近、よく見ます。
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