fc2ブログ

廊下のむし探検 奇妙な虫ほか

廊下のむし探検 第595弾

最近、外出することが多くてまた名前調べが滞ってきました。3日前の「廊下のむし探検」の結果です。この日は奇妙な虫がマンションの外壁に止まっているのを見つけました。



体長は12.2mm。とにかく平ぺったくて壁にくっついています。たぶん虫なのでしょうね。何を調べてよいのか分からないので、とりあえずいろいろな検索ワードで画像検索をしてみました。翅が短いのでおそらく幼虫かなと思い、また、何となくグンバイムシに似てそうだと思って、「グンバイムシ 幼虫」で検索するとおよそ形の違う虫が出てきます。諦めていたのですが、今朝、思い直して、「平ぺったい幼虫」という、実にいい加減なワードで検索してみました。そうしたら、出てくるわ出てくるわ。どうやらカメムシ目のミミズクの幼虫みたいです。でも、みなさんこの虫を表現するのに「平ぺったい幼虫」とするのですね。ちょっと面白くなりました。ただ、「ミミズクの幼虫」から先へはほとんど情報がありません。幼虫は名前を調べるのが難しいですよね。(追記:東北森林管理局の朝日庄内いきもの図鑑昆虫(カメムシ目)にミミズクLedra audituraの幼虫の写真が出ていますが、これにかなり似ています。

加藤正世、「日本産耳蝉科(Ledridae)に就いて」、動物学雑誌 43, 431 (1931).

によれば、Ledra属にはミミズクほか2種が載っていますが、この論文での日本には台湾を含んでいるので、現在の日本産についてはミミズクだけでした。他の属を見ていないので何とも言えないのですが、一応、ミミズク(?)ということにしておきます






相変わらず廊下をハチが飛び回っています。おそらく、ウツギヒメハナバチだと思うのですが、何とかそれを確めたくて、今日は「日本産ハナバチ図鑑」にある検索項目の整理をしてみました。



ミツバチ上科ハナバチ群から出発して、ウツギヒメハナバチが属するCalomelissa亜属までは全部で16項目を調べなければいけません。先日、ざっと検索をしてみたのですが、⑮あたりがややはっきりせず、ちょっともやもやで終わってしまいました。この亜属に到達できると、後はアマミ、ウツギ、コガタウツギの3種に絞られるので、比較的簡単に種まで辿り着くのではと思っています。それにしても、検索項目に用いられている単語は難しいですね。でも、この図鑑では各々の項目に拡大写真をつけているので、かなり分かりやすくできています。ただ、所々ないものもあって苦労しますが・・・。今度、じっくり調べてみたいと思います。



これはこの間、蜂屋さんに教えていただいたアリガタバチですね。採集しようと毒瓶を近づけたらさっと逃げられてしまいました。アリガタバチは何となく「有難いハチ」みたいで嬉しいのですが、たぶん、蟻型バチなのでしょうね。



複眼がやけに大きく見えます。何だろうと思ったのですが、かすかに見える腹部の縞模様からみると、ホソヒラタアブ♂なのでしょうね。



最近のテングチョウとハチ騒ぎでラクダムシはすっかり忘れされていました。蛇の鎌首のように頭を上げているので写してみました。





キイロトラカミキリ、今日は3匹いました。このカミキリは綺麗でいいですね。一昨年、昨年と初見日は6/14と6/4でした。やはり今年はだいぶ早いですね。



天井の隅にいたのでフラッシュ光量が足りなく黒っぽく写ってしまいました。たぶん、ミドリカミキリかなと思うのですが、よく分かりません。近くにもう1匹いました。



キボシツツハムシです。この虫も綺麗でいいですね。





○○サルハムシといいそうな、小さなハムシの仲間です。ちょうど2種いるからと思って勇んで図鑑を調べたのですが、図版を見れば見るほどだんだん分からなくなってしまいました。というわけでギブアップです。



これは昨年5/30にも見ていました。キベリコバネジョウカイですね。これもマンションの外壁についていました。



後はよく見る甲虫です。これはサビマダラオオホソカタムシですね。



これはキマワリかな。



例によって名前の分からないコメツキ。



最後はこのゾウムシです。似た種があっていつも名前が決められません。ただ、小盾板に光沢のある縦筋がないようなので、ひょっとしたらマツノシラホシゾウムシかなと思って採集してきました。これから少し顕微鏡で眺めてみます。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

廊下のむし

Author:廊下のむし

カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
カウンター
月別アーカイブ