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廊下のむし探検 甲虫の続き

廊下のむし探検 第550弾

まだ、23日の分の「廊下のむし探検」の結果を整理しています。4月は本当に忙しかったですね。連休中は少しのんびりするかな。





はじめはこの虫からです。例によって、床の帯状の突起の幅が3mmなので、大きさは想像してください。小さな虫で、2枚の写真は同じ個体です。外観からヒゲナガゾウムシっぽいので図鑑を探してみると、イボタロウヒゲナガゾウムシというのに似ています。合っているかどうか分かりませんが、それにしても変わった名前だなと思って図鑑の説明を読むと、「イボタロウ」というのはモクセイなどに寄生するカイガラムシの仲間のイボタロウムシのことなのですね。それに寄生するので、こんな名前がついているようです。



これも小さな虫なのですが、ちらっと目が二つ並んでいるのが見えます。ノミゾウムシの仲間です。ノミゾウムシは「原色日本甲虫図鑑IV」に検索表が出てたなと思って採集してきました。まず、属の検索では口吻が胸に密着し、触角が「く」の字状に曲がって口吻につくという2つの条件でノミゾウムシ属になります。次は種の検索ですが、後脛節下縁が扁平で1列の刺毛を装う、上翅が2色以上の毛で覆われ、後は体長、体・触角・毛の色などからカシワノミゾウムシになりました。外見上もそうかなと思っていたので、おそらくそうでしょうね。その後脛節の写真を撮ろうと思って顕微鏡で見ると、後腿節が驚くほど太く、それを針で動かしているうちに簡単に両方の脚が取れてしまいました。写真を撮るには問題ないのですが、ちょっとめげてしまってまだ撮影していません。

追記:カシワノミゾウムシの後脚が取れてしまったので、顕微鏡写真を撮ってみました。



驚くほど太い腿節ですね。これでぴょんと飛び跳ねることができるのでしょう。脛節の内側も撮ってみました。



「原色日本甲虫図鑑IV」にあるノミゾウムシ属の検索表の最初の項目に、「後脛節下縁は基部から中央にかけて扁平となり、一列の刺毛を装う。(Orchestes亜属)」という項目がありますが、まさにそれを表している写真だと思います




マツノシラホシゾウムシの仲間ですね。この間も採集したのですが、まだ調べていません。



これは、この間通りすがりさんに教えていただいたクビアカハナカミキリなのでしょうね。



これはゴマフカミキリ



そして、アトモンサビカミキリ



ヒメスギカミキリ



シロオビカミキリ



それにキスイモドキカミキリです。カミキリは多いですね。



先日迷ったウスバヒゲナガハムシがまたいました。似た種がいて、触角第3節と第2節の比で見分けるのですが、この個体の比は1.3でかなり小さめです。サンゴジュが1.5なのでそれかなと思ったり、ニレが書いていないのでそちらかなと思ったり。先日は、上翅周辺の平圧した部分が広いので、ニレウスバヒゲナガハムシかもしれないというところで止まってしまいました。その後、進展していないのでこの間と同じ状態です。



このハムシもはっきりしません。図鑑と見比べてホソクビナガハムシかなと思ったのですが、自信はありません。(追記:通りすがりさんから、「トホシクビボソハムシの無紋型ですね。」というコメントをいただきました。実は4月5日のブログでも教えて頂いていました。図鑑にマークをつけておかないといけませんね。どうも失礼しました



後はイタドリハムシですね。



これはクロコガネの仲間かなと思ったのですが、はっきりしません。(通りすがりさんから、「クロコガネの仲間じゃないことは分かりますが、種の見当は付きません。」というコメントをいただきました。もう少し、検討してみます



色が鮮やかなので撮ったのですが、いつものコアオハナムグリでしょうね。(追記:F.Yさんから、「ナミハナムグリかアオハナムグリですね。翅の光沢感及び縦の線(凹凸)がコアオハナムグリとは違うものと思います。体全体の毛深さからナミハナムグリではないでしょうか?」というコメントをいただきました。確かに毛深い感じがします。私は違いがよく分からないのですが、これから注意して見てみます。どうも有難うございました







ゴミムシの仲間が廊下をうろうろしています。いずれも名前が分からないのですが、写真だけ出しています。上二つは、マルガタゴミムシとゴモクムシの仲間。下は何だろう。絵合わせをしようと思って、琵琶湖博物館の「里山のゴミムシ」の標本写真と比べてみました。パソコンの画面の左側に上の写真を縦向きにしたものを置いて、右側に「里山のゴミムシ」の亜科名別一覧の中のどれか1種を選んで開いておきます。虫の大きさがちょうど画面に入るくらいにページの大きさを調整すると、そのページ内の矢印をクリックするだけで、次々と種が変わって比べられるようになるのでかなり快適です。でも、ツヤヒラタゴミムシあたりと形が似ているなというところまでで、結局、よく分かりませんでした。

まだまだいろいろといたのですが、後は常連たちばかりなので省きます。これでやっと甲虫が終わりました。残りはカメムシたちですね、ふー。
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No title

トホシクビボソハムシの無紋型ですね。

黒いコガネムシはクロコガネの仲間じゃないことは分かりますが、種の見当は付きません。
前胸の形の特徴から辿ればなんとかなりそうな感じですが…

No title

トホシクビボソハムシ、これは大失敗でした。4月初めに詳しく教えていただいたばかりでしたね。どうもお手数をお掛けしてすみませんでした。早く、ブログに出した写真をまとめた画像リストを更新すればよいのですが、毎日が忙しくてちっともできません。1月末で止まってしまっています。

クロコガネではないのですね。これも失敗でしたね。ちょっと調べてみます。どうも有難うございました。

No title

いつものコアオハナムグリはナミハナムグリかアオハナムグリですね。翅の光沢感及び縦の線(凹凸)がコアオハナムグリとは違うものと思います。体全体の毛深さからナミハナムグリではないでしょうか?

No title

F.Yさん、今晩は。コメント有難うございました。

マンションの廊下にはコアオハナムグリがごろごろしているですが、どうもやけに色が鮮やかだなと思っていました。ナミハナムグリですか。図鑑を見ても違いがよく分かりませんが、確かに毛深いですね。今度から注意して見てみます。どうも有難うございました。
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