廊下のむし探検 つららと晩秋の蛾2種
廊下のむし探検 第456弾
昨日の朝は特に冷えていたのか、私の住む大阪北部のマンションの手すりにこんなつららができていました。
1月だとか2月だと分かるのですが、まだ12月半ばだというのに・・・。これは虫はいないなと早々と諦めて、ちょっと暖かくなった午後から歩いてみました。
この日は晩秋の蛾が2種見られました。まず初めはこの真っ黒な蛾です。カレハガの仲間でウスズミカレハといいます。いつも12月ごろに2-3匹現れます。一昨年と昨年の初見日は12月14日と12月23日でした。翅を広げると少し透けて薄墨色に見えるのでこんな名前が付いているようです。左中脚の下に見えるのは下翅の一部です。そこに白い斑点があるので、前縁に2つの白点があるように見えます。
次はクシヒゲシャチホコです。♂の触角がふさふさしているのでこんな名前がついています。やはり晩秋の蛾で、一昨年と昨年の初見日は12月18日と12月8日でした。
後は最近の常連のフユシャクです。
チャバネフユエダシャク、
クロオビフユナミシャクです。クロオビは2匹いました。
それに、もっと前からの常連のアオバハガタヨトウです。
ホソバヤマメイガは年中いる感じです。
選挙に行った帰りにふと見たら、外にある倉庫の壁に小さな虫が止まっていました。慌てて家までカメラを取りに帰り写しました。以前から見ているケブカカスミカメでした。
それにトビケラです。来年の目標はトビケラの科が分かるようになることかな。
後はハエ目のオンパレードです。
ガガンボみたいですが、
A 単眼がある
口吻が長いので、一見、蚊みたいですが、脚が長いのでガガンボかなという感じです。
拡大したのですが、ちょっとピントが甘くて翅脈がうまく読み取れません。頭はガガンボみたいですね。R1脈が翅縁に達しなくて内側に曲がっているのが気になりました。結局、よく分かりません。
このハエは採集してきて検索してみました。フンバエ科にたどり着きました。それ以上はよく分かりません。(追記:通りすがりさんから、「腿節の色、第3節のみ黒く赤みの強い触角からキアシフンバエと思われます。」というコメントをいただきました。名前が分かって嬉しいです。どうも有難うございました)
小さなハエです。こちらも採集してきました。検索してみると、ヒメイエバエ科になりました。
それにクロバエ科のツマグロキンバエかな。
こちらもクロバエ科かなという感じです。最近、少しずつハエが分かるようになってきて嬉しく思っています。まだ、科のレベルですが・・・。
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