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廊下のむし探検 今年はニトベエダシャクが多い

廊下のむし探検 第436弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。



今年はニトベエダシャクが多い感じです。この日だけで10匹もいました。「原色日本蛾類幼虫図鑑」によると、ニトベエダシャクは幼虫が5月上・中旬に老熟して土の中に入り蛹化し、成虫は晩秋に1回だけ発生します。幼虫で活躍する時期が春なので、今年の春から夏にかけて、マンション周辺で毛虫がやたら多かったことと関係しているかもしれません。



その意味では、チャエダシャクも4月から5月にかけて幼虫が活躍し、5月下旬に土中で蛹化するとのことなので、ニトベエダシャクと同じ状態だったかもしれません。この日は5匹いました。

その他の蛾です。



これはフトジマナミシャクです。よく見ると、小さなハエも写っていましたね。



天井の角に止まっていたので、こんな角度からの撮影になってしまいました。ケブカチビナミシャクです。



それにエゾギクキンウワバです。



キバラヘリカメムシは本当に綺麗ですね。脚が青色を帯びています。



小さいムラサキナガカメムシの姿をよく見るようになってきました。小さいので普段は目につきにくいのですが、今頃は虫が少ないのでよく気が付きます。





ハエがウロウロしているので、下の写真の個体を採集して、科と種の検索を試してみました。ハエの科への検索表は、「原色日本昆虫図鑑」、「原色昆虫大図鑑」、「絵解きで調べる昆虫」、それに、田中和夫、「屋内害虫の同定法(2)双翅目のかの検索表」、家屋害虫22、95 (2000)に出ています。いくつか試してみたのですが、どれもクロバエ科になりました。さらに、田中和夫、「屋内害虫の同定法(3)双翅目の主な屋内害虫」、家屋害虫24、67 (2003)で種の検索もしてみました。まだ、ピタリとくる種が見つからないのですが、とりあえずColliphora属らしいことは分かりました(田中氏の論文はいずれもCiNiiからダウンロード可能)。もう少し調べてみます。





というわけで、他のハエ目の名前調べまではまだ進んでいません。(追記:先日採集した個体と同じ種かどうか分かりませんが、検索の結果、下の写真の個体はクロバネキノコバエ科のようです。両方の複眼を結ぶ眼橋という構造がありました。今度、写真を撮ってみますね



ハチも早く名前調べをしたいなと思うのですが、なかなか手が回りません。



今日はチャタテムシが2匹いました。早速、採集してきて、富田康弘、芳賀和夫、「日本産チャタテムシ目の目録と検索表」、菅平研報 12、35 (1991)(こちらからダウンロード可能)で検索をしてみました。おそらく、チャタテ科クロミャクチャタテだと思います。今度、詳しく報告します。



後はナミテントウ



それにヒメツチハンミョウでした。この日は1♀1♂でした。



ヤスデの仲間ですね。よく見ると綺麗なのですが、どうやって名前を調べるのか皆目見当がつきません。





このクモは初めて見ました。調べてみると、ヒメグモ科のオオヒメグモのようです。地下駐車場にいました。
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