廊下のむし探検 ヤモリがいるよ
廊下のむし探検 第400弾
マンションの玄関のインターホンが鳴るので出てみると、「ヤモリがいるよ。」という声。いつもの掃除のおばさんです。
早速行ってみると、廊下の壁の隙間に小さなニホンヤモリがいました。
顔を拡大するとこんな感じです。全身が鱗が覆われているので、やはり爬虫類ですね。目は細く開いているのでしょうか。それにしても、今年はよくヤモリを見ますね。それまであまりいないと思っていたのですが。
この日は名前調べがたまっているので、「廊下のむし探検」は休みにしようと思っていたのですが、ついでに歩いてみることにしました。
最近はこのサビマダラオオホソカタムシを多く見ますね。この日も2匹見ました。
オオトビサシガメもよく見るようになりました。
なかなか格好のよいハチなのですが、またもや名前が分かりません。ハチはどうやって調べたらよいのやら。
これはハエの仲間です。なかなか変わった翅脈をしているので、それを手がかりに探してみました。DrawWingという面白いサイトがあるのですが、ここから同じような翅脈のものを探してみると、キノコバエ科ヒゲタケカ属にたどり着きました。合っているかどうか分かりませんが・・・。(追記:通りすがりさんから、「ヒゲタケカは以前は独立した科でしたが、今は特徴的なキノコバエ科の属という分類になってますね。」というコメントをいただきました)
天井に止まっていたのですが、脚の色から、チラカゲロウの亜成虫のようです。
これはマダラスズですね。(追記:これは♀で、翅が短いですね。ネット情報によると、♂には長翅型と短翅型があって、♀は翅が短いようです)
こちらはドクガです。モンシロドクガといいます。普通、黄色の蛾は毒毛を持っていることが多いのですが、この蛾は白いのですが、♀は毒毛を持っているので要注意です。
こちらはウチジロマイマイというドクガの仲間ですが、これは毒毛を持っていません。
目立たない色ですが、これも蛾の仲間です。チャオビチビコケガというヒトリガの仲間です。
この蛾の名前調べにはちょっと苦しみました。色は薄いのですが、たぶん、オオタバコガかなと思っています。(追記:通りすがりさんから、オオタバコガとタバコガの区別には後翅を見ないと・・・というコメントをいただきました。この写真からでは区別はちょっと難しそうです)
こちらはヒメツバメアオシャク。
それに、ネグロシマメイガ。
そして、最後はヤマトカギバです。
これでやっと昨日の分が終わりました。
スポンサーサイト