廊下のむし探検 ハラビロカマキリ、ケバエなど
廊下のむし探検 第390弾
昨日の「廊下のむし探検」の結果です。だんだん秋らしくなっていきますが、廊下のむしはそこそこ登場しています。この日の最初はカマキリからです。
いろいろなカマキリがいる中で、安心して名前を言えるカマキリがこのハラビロカマキリです。翅に白い紋があるのですぐに分かります。この日は廊下の手すりの外側にいたのですが、カメラを向けたらちょうどよいポーズをとってくれました。お陰で脚に白い点のあることがよく分かりました。カマキリの場合、この白い点のある部分が脚の基節、その先が腿節で、鎌の部分が脛節、跗節になります。
胸の赤いケバエがいました。絵合わせから、ヒメセアカケバエ♂だなと思ったのですが、実際、この写真から翅脈が少し見えるので、検索を行っていくと、確かにヒメセアカケバエにたどり着きます。また、腹の先端に交尾器の一部が見えていますが、これも合っていそうです。ケバエではこれまで、Bibio属、Plecia属を調べてきました。このケバエはPenthetria属なので、これはちょうどいいと思って採集しました。今度、調べてみます。
ガガンボは今のところ手付かずですが、絵合わせから、キリウジガガンボ辺りかなと思います。
窓ガラスにスズメバチが来ていました。腹部の先端が黒いので、ヒメスズメバチでしょうね。
テントウムシにそっくりのウンカだと思って、初めは驚いたのですが、見始めると次々に見ますね。キボシマルウンカです。
これはこの間から見ているユミアシゴミムシダマシだと思います。
廊下の手すりの縁に止まっていて、なかなか写真が写せないので、手前に持ってきました。そうしたら、死んだふりなのか、じっとして動かなくなりました。あまりはっきりとは分からないのですが、ジュンサイハムシではないかと思います。ジュンサイ、ヒシなどの水生植物を食べるようです。
これはマダラスズの幼虫ですね。
ヤガタアリグモ、また、撮ってしまいました。今度も何か食べています。
何か分からなかったので、とりあえず撮ってみたらこんな小さなクモでした。模様から、いつものネコハグモのようです。
蛾は次回に回します。
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