廊下のむし探検 久しぶりにチッチゼミが来た
廊下のむし探検 第380弾
まだ、外ではツクツクボウシやミンミンゼミが鳴いていますが、秋になるときまって針葉樹の高い場所でチッチっチッチと鳴くセミがいます。チッチゼミです。写真を撮ろうと見上げるのですが、鳴いている姿はなかなか見つかりません。
そんなチッチゼミがマンションの廊下の壁に止まっていました。小さくて可愛いセミで、姿もなかなかスマートです。マンションには、ずいぶん昔に2-3度来たことがあったのですが、最近はまったく見かけなくなりました。久々の嬉しい出会いです。(追記:通りすがりさんから、体が小さいからか、樹皮の厚い幹には居ない様なので、余計に見付けづらいとのことです。また、このチッチゼミは腹端の形状からメスというコメントをいただきました)
今日はバッタの仲間が多くいました。
翅が長くて、目の上の白い筋がすらっと通っています。おそらくホシササキリではないかと思います。
こちらはもうちょっとごつごつした感じがします。こちらがササキリだと思います。違うかな?
この間と同じシバスズの長翅型かなと思ったのですが、翅の模様がちょっと異なるので、だいぶ迷いました。でも、やはりシバスズかなと思っています。
これはこの間から出ているウスグモスズの長翅型でしょう。
バッタの最後はこれで、エレベータホールの床に止まっていたので、ほとんど保護色で見えませんでした。イボバッタかなと思うのですが、よく分かりません。
また、クサカゲロウがいました。例によって顔の部分を拡大します。
おそらくスズキクサカゲロウだと思うのですが、採集してきたので、今度各部を拡大して載せます。(追記:通りすがりさんから、「スズキクサカゲロウだと思います。これは平地から山地まで普通に見付けています。」とのコメントをいただきました)
こちらは普通のカゲロウ。翅脈の様子からマダラカゲロウの仲間の亜成虫♀だと思われますが、それ以上は分かりません。
触角の太さからホシハラビロヘリカメムシかなと思います。
テントウムシみたいな虫、また、いました。キボシマルウンカです。写真を撮ろうと思って近づいたら、ピョンと飛び跳ねて、少し離れたところに止まりました。おそらく翅は使ってないと思います。やはりウンカの仲間ですね。
アリモドキ科のアカクビボソムシです。アリに似ていなくはないですが、よく見るとだいぶ違いますね。
すぐ横には本物のアリがいました。
小さなハエが飛び回っていたので、止まった時に撮ってみました。こんな姿のハエです。
最後はクモで、ワスレナグモだと思います。
蛾は次回に回します。
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