廊下のむし探検 蛾と蜘蛛
廊下のむし探検 第374弾
最近どうも虫の名前調べが滞り気味です。今日の報告も一昨日の分ですが、昨日の分がまだ手付かずで残っています。やはり、虫が増えてきているのですね。
今日も小さなメイガから紹介します。
地下駐車場のメインの通路は天井が高いのですが、外に面した駐車スペースは低い天井になっています。この天井は撮影が一番やっかいです。望遠で撮るには近すぎるし、接写で撮るには遠すぎるし。望遠で撮るときは、ちょっと離れて斜めから撮るか、腰をかがめて真上を写すかということになるのですが、虫が小さいとどちらもうまく撮れません。それで、今回は手を思い切り上に伸ばして接写で撮ってみました。これはコネアオフトメイガという小さい蛾です。くっきりした模様の蛾で、まずまず撮れたのですが、シャープというわけにはいきませんでした。
こちらはメイン通路の天井にいたもので、望遠で撮りました。外横線がぎざぎざになっています。全体の形からマダラメイガだろうなということはすぐに分かります。後は、このぎざぎざを手がかりに探して、おそらくクシヒゲマダラメイガだと思います。「廊下のむし探検」初登場です。
あまり特徴のない蛾ですが、翅に黒い点が入っています。そこからヒトリガ科のホシホソバだと思います。
ヒメシャクはできるだけ見ないようにしているのですが、撮影しやすいところにいるときは、一応撮影しておくことにしています。これはギンバネヒメシャクだと思います。
そして、こちらはウスキクロテンヒメシャクです。本当はもう少しいるのですが・・・。
これはホソバシャチホコです。
それから、これはシロモンオビヨトウだと思います。「廊下のむし探検」初登場ですが、私の標本箱には8月と9月の標本がありました。白い点の上にもう一つ小さな白点がついています。
これも似た種が多いのですが、おそらくムラサキツマキリアツバだと思います。
だいぶ色あせてしまっていますが、翅の中央部に白い模様があります。これを手がかり探してみると、シロマダラコヤガかなというところです。
後はキノカワガですね。
次からはクモになります。
最近、やたらアリグモを見ます。一見、アリに見えますが、動きが速いのであれっと思うと、たいがいアリグモです。マンションでアリグモ探しというのも面白い企画になるかもしれませんね。これはこの間から見ているヤガタアリグモです。最近はいつも何か食べています。
また別の種類のアリグモもいました。おそらくヤサアリグモだと思います。
この間もいたのですが、変わった形なので、また写してしまいました。ムラクモヒシガタグモという名前です。拡大していますが、実は小さなクモです。
あとがき)むしの名前調べも滞り気味ですが、カテゴリーに記事として載るタイミングも何時間も滞っていますね。前回の分はとうとう載らずじまいになってしまいました。システムがきちんとしていないと、ブログを出すモーティベーションもだんだん下がってきますね。
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