廊下のむし探検 廊下にツバメが
廊下のむし探検 第338弾
掃除のおばさんが、ほらっと指さした方向を見ると、ツバメが二羽止まっていました。
コシアカツバメです。二羽とも口に泥をくわえています。「でも、ここの壁には土がつかないから」と言うので、見上げてみると、
どうやら巣作りをしているようです。今頃?と思ったのですが、2回目の巣作りをするつもりでしょうか。私がいなくなるのをじっと待っているようです。でも、巣の下には泥がいっぱい落ちているので、掃除のおばさんが気にするのも無理ありません。
この日もいろいろな虫がいました。まずはバッタからです。
眼がちょっと飛び出しているので、ニセハネナガヒシバッタかなと思います。
こちらはマダラスズでしょうね。
チャタテがいました。最近はチャタテがよく目に入ります。これはウロコチャタテですね。
この薄茶色のチャタテはまだ名前が分かりません。
そのチャタテもサシガメの赤ちゃんにやられています。ネットで調べると、このサシガメはヨコヅナサシガメのようです。
キイロカワカゲロウの亜成虫ですね。綺麗に撮れたので、載せておきます。
目の模様から判断すると、シロタニガワカゲロウですね。尾の先についているのは卵のようですが・・・。
これは何か分かりますか?ちょっと見ると、ネズミの仲間のようですが、触角を見ると、蛾だと分かります。これはヒメクロイラガですね。いつもは下唇鬚を前に出しているのですぐに分かりますが、こんな格好で止まっているのを見るのは初めてです。
面白い模様ですね。これはキベリチビコケガです。昨年も見ました。
名前の分かりにくい種ですが、綺麗に撮れたので載せておきます。外横線が折れ曲がっているので、ヒメアカウスグロノメイガかなと思うのですが、ほとんど根拠はありません。
ちょっと黒っぽいのですが、模様は似ているので、ハイイロホソバノメイガかなと思います。(追記:ヒメハナダカノメイガです。触角を前に伸ばしているの特徴です)
こちらはヒメマダラミズメイガです。夏にいっぱい出てきます。
これも分かりにくい種ですが、おそらくホソバヤマメイガです。
次はこのエダシャクです。おそらくヨモギエダシャクではないかと思います。
ちょっと小型だったので、コフサヤガかなと思ったのですが、この写真ではフサヤガとの区別がつかないですね。
これはオオゾウムシですね。
最後はこのコガネです。以前見たキラチャイロコガネかなと思ったのですが、少し違うような気がして、よく分かりませんでした。(追記:通りすがりさんから、「頭盾の点刻と前脚脛節からビロウドコガネ?」というコメントをいただきました)
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