廊下のむし探検 カッコウムシほか
廊下のむし探検 第337弾
今日はこんな変わった虫がいました。
頭のてっぺんと翅の先が黒い虫です。体長は8.8mm。何の仲間かさっぱり分からなかったので、「原色日本甲虫図鑑」を端から見ていったら見つかりました。カッコウムシ科のツマグロツツカッコウムシという虫です。
図鑑の図と触角が違うなと思ったのですが、違った角度から撮った写真ではこんな感じに見えました。以前、カッコウムシの語源を調べたことがあったのですが、あの時は中国で「郭公虫」と呼ばれていることまで分かっただけでしたね。
これは以前、MSWiさんから教えていただいたセスジナガキマワリでしたね。今日は捕まえてきて爪を見てみたら、やはり櫛歯状ではなかったです。体長は8.6mmでした。
今日はこんな感じの甲虫を見つけました。サシガメの幼虫たちに散々いじめられています。これはドウガネサルハムシでしょうか。肝心のサシガメの方は名前が分かりませんでした。(追記:MSWiさんから、サシガメは普通のヨコヅナサシガメでしょうかというコメントをいただきました)
これもカメムシの幼虫です。おそらくオオモンシロナガカメムシの幼虫だと思うのですが、自信はありません。
こちらはこの間から見ているキベリヒョウタンナガカメムシですね。
翅が短いので、カマキリの幼虫ですね。カマキリも良く分からないのですが、これはコカマキリでしょうか。(追記:通りすがりさんから、コカマキリ♀の終齢幼虫みたいですというコメントをいただきました。♀は緑色もあり、体色の変異があるそうです)
トビケラも相変わらずよく分かりません。名前の分からない写真がどんどんたまっていきますね。
これはキイロカワカゲロウです。背景が黒いので綺麗に見えますね。
そして、アミガサハゴロモですね。
後は蛾ばかりです。
ホタルガいました。いつも書きますが、マダラガ科の仲間なので、触角や胸の辺りの色が綺麗ですね。(追記:MSWiさんから、ホタルガでもシロシタホタルガの方だというコメントをいただきました。確かに、白い帯の入る位置が普通のホタルガと少し違うようです。どうも有難うございました)
ヒメクロイラガが天井からぶら下がっていました。いつもこんな格好でいます。いったい何を真似ているつもりなのでしょう。
これはトサカフトメイガです。メイガと名のつく蛾では大型の方です。廊下に止まってじっとしていました。
これはトビイロシマメイガです。結構、綺麗な蛾でしょう。
これはカバイロトガリメイガかな。
これはシャチホコだということはすぐに分かったのですが、ちょっと名前調べに手こずりました。たぶん、ホソバネグロシャチホコですね。
リンゴツノエダシャクですね。
これは、たぶん、ウスバミスジエダシャクでしょう。
最後はこの蛾で、サザナミオビエダシャクです。
7月になったというのに、この日は結構虫がいました。午前中は廊下を歩き、午後からアリ探しに出かけました。小さなアミメアリについては顕微鏡を使って調べましたが、採集場所が廊下から逸脱するので、「なにこれ生き物探検」ブログの方に出しました。そちらもよろしく。
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