廊下のむし探検 ムツボシタマムシ、カメムシなど
一昨日と今日の「廊下のむし探検」のうち、蛾以外の結果をまとめました。蛾は圧倒的に多いのですが、そのほかの虫もぼちぼち出ています。今日、珍しいなと思ったのはこの虫でした。
銅色の体に金色の点が6つあります。体長は8.5mmと小さいのですが、見てすぐに、タマムシの仲間だなと分かりました。でも、図鑑を見てびっくり。Chrysobothris属に属する近似種が山のようにいます。生息場所や体長から、ツシマムツボシ、ヤマムツボシ、ムツボシあたりの可能性があるのですが、説明を読むと何となくムツボシタマムシかなと思いました。
先日もいたのですが、キンイロジョウカイがまたいました。なかなか立派ですね。
以前、センチコガネとオオセンチコガネの見分け方をブログに書きましたが、これはセンチコガネの方です。
これは昨年も見たのですが、そのときはフナガタクチキムシとしました。今回も図鑑を見直したのですが、やはりそれかなと思いました。
真っ黒なコメツキです。採集してきたので、今度、調べてみます。(追記:通りすがりさんから、ルリツヤハダコメツキかな?というコメントをいただきました。早速、調べてみると、確かに図鑑の記述とよく一致しています。間違いなさそうです。採集して検索を行っていたのですが、「頭部は楕円形状で、口器は下方に開く」というコメツキ亜科の特徴と、「頭部は矩形状で、口器は斜め下前方に開く」というカネコメツキ亜科の特徴の違いが分からず、悩んでいました。お陰で、その意味が少し分かってきたような気がします。どうも有難うございました)
マツノシラホシゾウムシかニセマツノシラホシゾウムシか分からない個体です。早く名前で呼びたいですね。
甲虫はこれくらいにして、次はカメムシにします。
これはウシカメムシです。両脇に出ている角を牛に見立てたのでしょうね。
これは初めて見るカメムシです。図鑑で調べると、セスジナガカメムシみたいです。
ヤニサシガメがのそのそ歩いていました。この日は2匹いました。こんなにゆっくり歩いているのに、獲物がいると、結構すばやく移動できることをこの間見ました。
ツチカメムシの5齢幼虫です。
そして、こちらはもっとずっと小さなマルツチカメムシです。
これはネットで調べて、ホリカワクシヒゲガガンボではないかと思われます。
これはササグモです。
このクモ、フクログモの仲間だと思いますが、名前は分かりません。
ヤスデもいました。名前までは分かりませんね。一応、載せておきます。
蛾は次回に回します。