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廊下のむし探検 スジチャタテ、甲虫など

廊下のむし探検 第307弾

一昨日の「廊下のむし探検」の結果で、蛾以外のむし編です。この日は、また、チャタテムシがいました。この虫、小さいので、知らないとまったく気がつかないのですが、一度知ってしまうと、結構、いつでもどこにでもいる感じです。この日のチャタテはこんな格好でした。





翅の模様が実にくっきりとしています。これを手がかりに、「原色昆虫大図鑑III」の図版を調べてみると、すぐに見つけることができました。スジチャタテです。似た種がいないかどうかを調べるために、北大の吉澤和徳氏によるチェックリストを見てみると、スジチャタテはチャタテ科チャタテ亜科Cerastopsocini族Psococerastis属に属し、同属で本州に生息するのはkurokiana(オオスジ)、mali(リンゴスジ)とtokyoensis(スジ)だけであることが分かりました。この3種、いずれも先の図版に載っていて、模様が明らかに違うので、これはスジチャタテでよいのではと思っています。

「原色昆虫大図鑑III」の説明によると、樹幹、岩石、墓石等の表面の不完全地衣類を食し、灯火にも飛来することがあると書いてありました。地衣類は菌類と藻類の共生したものですが、不完全地衣類というのは分類の分からない菌類との共生を意味するようです。いずれにしても、マンションの明かりに向かって飛んできたのでしょうね。この日は3匹見つけました。



ユスリカの♀がいました。何となく格好がよいのでいつも写してしまいます。名前ははっきりしませんが、セスジユスリカだろうと思っています。



クサカゲロウです。顔の模様からヤマトクサカゲロウかなと思っています。



顔の部分を拡大したものがこれです。

後は甲虫です。



このカミキリ、翅の前半部分の白い筋をフラッシュで光ったためだと思って、名前調べにだいぶ手こずりました。でも、白い筋だと思ってみると、簡単に見つかりました。アトモンマルケシカミキリですね。体長数ミリの小さいカミキリです。



キベリコバネジョウカイがまたいました。以前は翅の黄色部分がだいぶ膨れているように感じたのですが、これはそうでもありませんでした。この黄色の部分はどんな意味があるのでしょうね。



アナアキゾウムシの仲間です。「原色日本甲虫図鑑IV」の中では、クリかリンゴかいつも迷うのですが、説明を読んでみると、クリは小盾板が舌状、光沢があり、点刻がない、触角第7中間節(先端の手前の節)が横長であることが特徴のようです。それに従えば、これはクリアナアキゾウムシに近いのですが、図鑑に載っていない種があるかどうかは調べていないのでよく分かりません。



これはアオバネサルハムシでしょうか。



そして、これはコイチャコガネかな。爪が鎌状になっていますね。



これはいつもサビマダラオオホソカタムシとしているのですが、似た種があるかどうかは分かりません。この日は2匹いました。

最後はクモです。



ムツボシオニグモやゴマジロオニグモあたりのオニグモだと思うのですが、「日本のクモ」の写真を見てもぴったりとくるクモは見つかりませんでした。もう少し詳しいクモの図鑑が欲しくなりました。



そして、こちらのクモについては皆目見当がつきませんでした。
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