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廊下のむし探検 甲虫、その他のむし

廊下のむし探検 第305弾

昨日の「廊下のむし探検」の続きで、甲虫とその他のむし編です。この日は甲虫も何種類か見られました。





この間からキマワリかなと思っていた甲虫が、今日は廊下の手すりのところにいました。そこで、横と前から撮影してみました。脚が赤褐色のところを除けば、触角が複眼に食い込んでいる点だとか、頭盾の形状や点刻のようすなど、顔の特徴はキマワリとよく似ています。やはりキマワリでしょうか。



これはシロヒゲナガゾウムシですね。これまで何度か見られています。





体長が4.3mmの小さなゾウムシです。どうせ名前は分からないだろうなと思ったのですが、いろいろと調べてみると、口の部分が尖っているという特徴からトゲアシゾウムシではないかと思うようになりました。(追記2018/05/29:「日本列島の甲虫全種目録 (2018年)」によると、和名がトゲアシクチブトゾウムシに変更されていたので、訂正しておきます



これは大型のゾウムシで、オオゾウムシです。



以前、虫者さんから教えていただいたヒゲブトハムシダマシでしょうね。やっと名前を覚えました。



コメツキもいました。これはクシコメツキの仲間かなと思って、パスしました。



こちらはクシコメツキではないなと思って、採集してきました。体長は約15mm。早速、「絵解きで調べる昆虫」で検索をしてみると、コメツキ亜科に入りそうです。ただ、外観からはカネコメツキ亜科のクロツヤハダコメツキあたりに似ているので、現在、検討中です。やはり、コメツキは難しい。(追記:いろいろと検索を行っていると、下はカネコメツキ亜科ツヤハダコメツキ族ツヤハダコメツキ属らしいということが分かりました。したがって、クロツヤハダコメツキの可能性も出てきました

甲虫以外の「むし」です。



こちらはキイロカワカゲロウです。カゲロウは、何かすっきりした美しさを持っていますね。



大型のガガンボが天井に止まっていました。ミカドガガンボでしょうね。



小さなハエも天井に止まっていました。翅の模様を手がかりに「原色昆虫大図鑑III」の図版で探してみたところ、タテジマハマダラミバエと模様がよく似ていました。



アリですが、名前までは分かりません。



クモもむしの仲間です。これはササグモの♂ですね。



そして最後は、小さなハエトリグモです。あまり特徴がないのですが、おそらく、シラホシコゲチャハエトリ♀だと思います。
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