廊下のむし探検 今年は蛾が多いね
廊下のむし探検 第302弾
「今年は蛾が多いね」と、掃除のおばさんがつぶやいていました。本当に蛾が多いです。マンションの廊下ではプライヤキリバとハグルマエダシャクが山のようにいて、それを狙ってスズメが集まってきています。そのため、廊下には蛾の翅が一面に広がっています。蛾もスズメを警戒しているのか、いつもならのんびりと止まっているのに、1mほど近づいたら、みな、ばたばたと飛び立ちます。蛾の苦手な私はそのたびにどきっどきっとして・・・。
今日の最初はこの蛾です。翅に入っている太い筋がほぼ平行に走っているので、おそらく、アヤシラフクチバでしょう。
この日多かったのはこの蛾です。シラオビキリガという夏に発生するキリガです。4匹もいました。
この蛾も夏キリガの一種でシマキリガです。これも2匹いました。
ちょっと似た蛾ですが、上はV字型のマークの入ったヒメツマキリヨトウ、下はキスジツマキリヨトウです。
そして、こちらはオオシラナミアツバです。
この間から出ているツマキシロナミシャクです。
腹部を高く上げた止まり方をしています。これはナミガタシロナミシャクです。綺麗な蛾ですね。
似たような色合いの蛾が続きますが、これはヒョウモンエダシャクです。
そして、この間のウスキツバメエダシャクです。この角度から見ても顔が橙色であることが分かりますね。
こちらはフタテンオエダシャクです。
区別の難しいヒメシャクです。これはギンバネヒメシャクだろうと思います。
こちらはプライヤエグリシャチホコです。シャシホコガの中では小型の蛾です。
この間も出てきたウコンカギバです。結局、ヒメウコンカギバとの区別がつかず、どちらか分かりません。
凝った模様の蛾ですが、コメシマメイガです。
最後はミツテンノメイガです。くっきりとした模様でなんとなく好感が持てますね。
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