廊下のむし探検 テングチョウも蛾もいっぱい
廊下のむし探検 第292弾
相変わらず、マンションはテングチョウで溢れています。マンション全体で100-200匹はいるのではないでしょうか。
昨日は近寄っても逃げないチョウがいたので、接近して撮影してみました。本当に天狗のように長い鼻をしています。これは下唇鬚でしょうね。
それに、相変わらずウツギヒメハナバチも廊下にいっぱい来ていました。こちらは30-40匹くらい。
この日は不思議と花粉を付けた♀が多かったですね。こんなところでいったい何をしているのでしょうか。
それにアカマダラカゲロウもたくさんいます。本当に虫の多いマンションですね。
先日のトックリバチの巣、こんな感じで埋められていました。ネットで調べると、穴の中に蛾の幼虫を入れて、卵を産み、入り口を塞ぐと書いてありますが、こんな風に完全に蓋をするのですね。おまけに緑でカムフラージュまでして。
その他、蛾も多かったです。
変わった模様と形ですが、これはアオシャクの仲間でノコバアオシャクです。
この蛾はヒロバウスアオエダシャクです。何故か頭を壁の方に向けて止まりたがりますね。
それに、胸も腹も赤い蛾です。これはハラアカウスアオナミシャクです。
そして、これはこの間もいたキエダシャクです。
似た種もいるのですが、これはクロシタキヨトウで良いのではないかと思います。
鱗粉がほとんど取れてしまっているのですが、色合いや形、脚の模様からオオベニヘリコケガだと思います。
ウスムラサキノメイガに似ていますが、基部の淡色部の形からクロウスムラサキノメイガの方ではないかと思います。
これはホシオビホソノメイガですね。
トビイロシマメイガが綺麗に撮れたので、もう一度載せておきます。
これはヒメハマキですね。おそらく、ニレコヒメハマキではないかと思いますが、自信はありません。
これはなかなか難しい蛾です。いろいろと調べたのですが、ハイイロマダラノコメキバガではないかという気がしますが、良くは分かりません。
それにこの間もいたウスヅマスジキバガです。
以下は蛾以外の虫です。このところ、甲虫の数がぐっと減ってしまいました。
これは何科も分からない種です。何となくジョウカイモドキかなと思うのですが、びったりと来る種が見つかりません。(追記:虫者さんから、ヒゲブトハムシダマシに似ていますがというコメントをいただきました)
これはシマハナアブでしょうか。
久しぶりのケバエです。前脚の脛節に2本の刺があるので、おそらく、Bibio属の♀ですね。
それにセスジユスリカの♀。
最後は、この写真です。まったく正体不明で何の仲間なのかも分かりません。もう少し詳しく撮ればよかったのですが・・・。(追記:Kのブログさんから、ゴキブリっぽいですねというコメントをいただきました。まさかと思ったのですが、その後、通りすがりさんから、ヒメクロゴキブリと教えていただきました。調べてみると、確かにその通りです。やはりゴキブリだったのですね。Kのブログさん、通りすがりさん、どうも有難うございました)
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