廊下のむし探検 カメムシと甲虫
廊下のむし探検 第286弾
昨日見た「廊下のむし探検」のカメムシと甲虫編です。マンションで見る虫の数は6月がもっとも多いので、5月も終わりになったこの時期、撮影も名前調べもとにかく大変です。早く、虫が少なくなってくれないか・・・なんて心にもないことを願っています。
今日の最初はこの奇妙な虫です。廊下を歩いていたら、いつの間にか腕に止まっていました。慌てて払ったら、地面に落ちたのですが、それを撮影したのがこれです。ウンカの仲間ですね。調べてみると、カタビロクサビウンカという名前ではないかと思います。実は、今年の正月にこの幼虫の話をブログに出していました。幼虫は翅がない代わりに、素晴らしい脚力を持っていて、一瞬にして1mほど飛んでしまったのです。今回、成虫を見たのは、幼虫を見たのとまったく同じ場所でした。やはり、この辺りに住んでいるのですね。
はじめ、よく見るコブヒゲカスミカメかと思ったのですが、詳しく見るといろいろと違っていました。図鑑を調べると、クヌギカスミカメのようです。カスミカメもマンションではいろいろな種類が見られますね。
これはこの間もいたカイガラツヤカスミカメです。これもカスミカメでした。
これはツチカメムシだと思います。ツチカメムシ類も「原色日本カメムシ図鑑第3巻」に検索表が出ていました。
クヌギカメムシにまた会いました。おそらくヘラクヌギカメムシだと思います。この時期、クヌギカメムシはたいへん綺麗ですね。
次からは甲虫です。
綺麗なカミキリなのですが、似た種が多くて、どれだかよく分かりません。昨年も何回か見ました。その時はソボリンゴカミキリとしたのですが、あらためて図鑑を見直すとよく分からなくなりました。
ハナカミキリの仲間ですが、ピッタリと一致する模様の種は図鑑に出ていなくて迷いました。でも、おそらくヤツボシハナカミキリの色変化かなと思っています。
これは5月初めに見たキクスイモドキカミキリでしょうね。
アオカミキリモドキかその仲間が増えてきました。カミキリモドキ類はカンタリジンという毒液を出すので、触ると皮膚が腫れてしまいます。でも、私の住む大阪では、ツマグロカミキリモドキという虫を使って、兵隊虫あそびをしていたということが書かれていました。肘に挟んで、根性を試したようで、お陰で肘には水ぶくれまでが・・・。
これはケブカクロナガハムシで良かったかな。
そして、これはクチキムシでしょうか。階段の裏側にくっついていました。
いろいろと特徴の多い甲虫です。図鑑を見たのですが、ベニボタルの仲間だろうということは分かるのですが、ぴったり来る種がいなくて、名前までは分かりませんでした。
ゾウムシもいろいろといるのですが、名前調べまではいきませんでした。クチブトゾウムシは特に難しそうです。
今日は蛾の画像リストを作るためのデータを入力していました。もうすぐ、使えるようになると思います。
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