廊下のむし探検 また知らないタマムシが来た
廊下のむし探検 第276弾
先日、チビタマムシという、似た種の多いタマムシがやってきたと思ったら、今度はまた違う種類のタマムシが見られました。
こんな虫です。結構、綺麗な虫ですが、よく知られたタマムシとはおよそ違った形です。床の模様から求めた体長は6.8mmです。図鑑を見るとナガタマムシの仲間と似ています。翅の先が丸くなっているとか、複眼と胸部の境目がくびれているとか、胸部の中央に緩い溝があるとか・・・、いろいろな特徴があるのですが、結局、名前は分かりませんでした。
以前もいたような気がするのですが、真っ黒なゾウムシです。口吻を除いた体長は5.2mm。これも名前が分かりませんでした。
コメツキは全部で5匹いました。すべて採集してきて調べました。そのうち、2匹はクシコメツキ、後は結局、分からずじまい。色の変わった1匹だけ載せておきます。せめて、亜科ぐらい分かるとよいのですが。
これはクビボソジョウカイですね。やっと名前の分かる種が出てきました。
これは、ヒメジョウカイモドキあたりだと思うのですが、なんせ小さいのであまりよくは分かりません。
この綺麗な虫は、以前も出てきたヒメマルカツオブシムシだと思います。
綺麗な甲虫も載せておきます。ヨツモンクロツツハムシです。
次はカメムシの仲間です。
この勇ましい感じのカメムシはウシカメムシです。マンションで数は多くないですが、時々見ます。
マンションでは数の多いカメムシです。フタモンホシカメムシだと思います。似た種にクロホシカメムシがいるのですが、昨年、詳しく調べてみました。フタモンで良さそうでした。
カイガラツヤカスミカメというカスミカメの一種です。昨年も5/17に見たのですが、今年は5/16です。数が多いわけではないのに、どうしてこんなにも一致するのでしょうね。この幼虫は、この間から見ているオオワラジカイガラムシに擬態し、これを捕食しているそうです。食物連鎖がマンションの中で出来上がっているのかも。
このカスミカメは名前が分かりませんでした。以前にも出てきたかもしれません。(追記:後で図鑑で調べると、ヒメヨモギカスミカメのようです)
ついでに、このカメムシの幼虫も名前が分かりませんでした。触角に特徴があったので、分かるかなと思ったのですが。(追記:通りすがりさんから、クヌギカメムシ科の幼虫だというコメントを頂きました)
これもカメムシ目の虫のようです。ヒゲナガアブラムシの一種だと思います。最初、何だか分からなかったのですが。
大きな羽アリです。クロオオアリあたりでしょうか。アリの名前はさっぱり分かりません。
次は蛾です。
これはフタヤマエダシャクです。結構、よく見ます。
そして、これはクロモクメヨトウです。これも普通種です。
最後の個体には似た種が多いのですが、クサシロキヨトウではないかと思います。
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