廊下のむし探検 春の虫がいっぱい
廊下のむし探検 第224弾
昨日は強い雨が降っていました。吹き降りで廊下もびちゃびちゃです。こんな日は「廊下のむし探検」をお休みしようと思っていたら、「廊下に虫がいっぱいいるよ」という声がどこからともなく聞こえてきました。勇んで行ってみると、その声の通り、蛾がいっぱいいました。大体はいつもの蛾だったのですが、中には今年初めての蛾もいました。
まず、その新入りから。
ハスオビエダシャクです。昨年は3月9日が初見だったので、だいたい同じ時期に見ていますね。
あまりパッとしない蛾ですが、シロテンエダシャクです。これも昨年は3月9日が初見でした。この日は2匹いました。
これはヨスジノコメキリガで、越冬組です。昨年は3月21日に見ていました。
後はいつもの連中です。まずフユシャクから。
あれほどたくさんいたシロフフユエダシャクがまったく見えなくなり、今はこのシロトゲエダシャクが主流になっています。この日は2匹いました。
いつものクロテンフユシャクです。
ホソウスバフユシャクです。翅脈上で濃い短い線が何本もあるのですぐに分かります。ホソウスバはこれまでちょっとしか見られませんでした。最近は毎回のように見られます。この日も2匹。1シーズンにこんなにたくさん見たのは初めてです。今シーズンはクロスジフユエダシャクといい、シロフフユエダシャクといい、大発生している感じですね。今年は鳥が少ないという話をよく聞きますが、それと関係しているのでしょうか。
多いといえばオカモトトゲエダシャクも多いですね。この日も3匹見ました。
これは前回も登場したホソバトガリエダシャクです。
キリガ類はこのブナキリガのほか、
スモモキリガ、
ホソバキリガ、
キバラモクメキリガ、
それに、マツキリガがいました。マツキリガは地下駐車場にいたので、前回と同じ個体かもしれません。模様がよく見えたので、もう一度写しました。
それから、小さな甲虫と小型のクモがいました。ちょっと調べただけだと名前が分かりませんでした。もっと頑張って調べたら名前が分かったかもしれませんが、昨日からオナシカワゲラを調べていて、それで頭がいっぱいで調べる元気が出ませんでした。どなたかご存知の方はお教え下さい。(追記:上の写真は、通りすがりさんから、マグソコガネ亜科の一種だと教えていただきました)
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