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廊下のむし探検 チャタテムシほか

廊下のむし探検 第175弾

11月にしては寒い日が続いていますが,マンションの廊下には相変わらず虫がいっぱいいます.

今日の最初はこの変わった虫です.







大変長い触角をしています.本体は一見,セミのような感じです.そこで,ウンカの仲間かなと思って図鑑を見てみたのですが,こんなに長い触角を持ったものは載っていません.「触角の長い セミ」とか,「触角の長い ウンカ」のような検索語で画像検索をしていると,チャタテムシの仲間であることが分かりました.

広辞苑によれば,チャタテムシは茶立虫と書き,「大顎で紙を掻くことがあり,その微音が茶を立てる音に似ているので名付けられた」とありました.この文でも分かりますが,セミやウンカの仲間のようにストローのような口を持っているのではなく,大顎を持った咀嚼口をもち,地衣類,菌類を食べるそうです.家の中では本を綴じている糊や穀物,紙類などのでんぷん質を食べるので,害虫になっています.

Wikipediaによれば,分類的には咀顎目(そがくもく)に入れられ,シラミやハジラミ以外の微小昆虫の総称とされていて,亜目などの分類はされていないそうです.九大の目録では,チャタテと名のつく虫は83種が登録されいました.この写真の虫は特徴から,チャタテ科に属する虫かなと思うのですが,名前までは分かりませんでした.写真のピントが甘かったので,夕方もう一度撮影に行ったら,もういませんでした.(追記:クロミャクチャタテかなと思います。)



この間から出てきているハチですが,ネットで調べていて,ようやく名前がわかりました.ヒメバチ科トガリヒメバチ亜科のホシクロトガリヒメバチだと思います.九大の目録でトガリヒメバチ亜科を探すと213種も登録されていたのですが,同じ属ではこれ1種だったので,たぶんそれで良いのではないかと思います.



同じハチの仲間ですが,これは名前が分かりませんでした.ハチやハエの名前を調べようと思うと,やはり標本を作らないといけないかもしれませんね.







ハエの仲間はいろいろといるにはいるのですが,あまり写真を撮りたくなくて,撮ったのはこの3種でした.真ん中の写真はよく見る種で,よく似た種をBibio omaniとしているサイトがありました.Bibioはケバエ属で,九大の目録では22種が登録されているので,もう少し調べてみる必要があるようです.一番下の写真は,小さなハエですが,2,3cmずつピョンピョンと飛び回っていて,動作が面白いので撮りました.名前までは分かりません.(追記2018/02/21:一番上はヒゲナガケバエ科のクロヒゲナガケバエのようです。二番目の写真は似た種を検索表で調べてみると、♀ではBibio omaniとB. simulansの区別がつきません。そのどちらかというところです

後はお馴染みの虫達です.







今頃になるとテントウムシの姿をよく見かけます.一番上はキイロテントウなのかなと思ったのですが,頭の部分の黒点模様が違っていました.この3匹,斑紋は全く違いますが,いずれもナミテントウのようです.



冬場,野菜を食い荒らす帰化昆虫,ヤサイゾウムシがまたいました.



ヒメツチハンミョウの♀は,この日はマンション1階の西側の廊下にいました.本当に神出鬼没です.





クロホシカメムシと,この間やっと名前が分かった,その幼虫です.



キバラヘリカメムシもいました.この日の個体は,前胸の刺は尖っていて,腹は黄色いようです.



マンションの外の草むらでツチハンミョウを探している時に見つけました.ヤマトシジミですが,本当に寒そうです.



ニトベエダシャクも相変わらずいました.



最後は,変わった止まり方をするツマジロエダシャクです.この蛾は,秋が深まったころでもよく見ます.
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