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廊下のむし探検 甲虫

廊下のむし探検 第1086弾

3月11日にマンションの廊下で見つけた虫の続きです。この日は甲虫が多かったのですが、甲虫はなかなか難しいですね。





今日の最初はこの間から調べているこのハムシです。大きさからたぶん、チビカサハラハムシだと思うのですが、共に採集したので、今度、触角を見てみます。



これは以前から見ている外来種です。マルトゲムシ科のMicrochaetes属までしか分かっていません。もっともそれも自分で調べたわけではないのですけど・・・。





これもこの間からたびたび見ています。ユアサハナゾウムシです。



これはたぶん、ヒゲナガホソクチゾウムシだと思います。



次はこのハネカクシです。今年は虫の空白区をなくそうと、ハネカクシにもちょっとアタックしてみました。この間、検索表を調べてみたので、今回は採集して検索してみました。予想はハナムグリハネカクシ辺りなのですが・・・。

A. Brunke et al., "Staphylinidae of Eastern Canada and Adjacent United States. Key to Subfamilies; Staphylininae: Tribes and Subtribes, and Species of Staphylinina",  Canad. J. Arthropod Identification No. 12 (2011).(ここからダウンロードできます)

この論文に載っている亜科の検索表を使って検索をしてみたところ、予想通り、ハナムグリハネカクシが含まれるヨツメハネカクシ亜科 Omaliinaeであることが分かりました。この亜科の特徴は単眼を持つことなのですが、実際に写真に撮ってみると次のようになりました。



確かに単眼が2つあります。これで、四つ目になるのですね。ただし、日本列島の昆虫全種目録(2018年)」によると、この亜科には日本だけでも28属185種。まだまだ先は長いですね。

Y. Watanabe, "A taxonomic study on the subfamily Omaliinae from Japan (Coleoptera, Staphylinidae)", Memoirs
of the Tokyo University of Agriculture 31, 55 (1990).

この論文にこの亜科についてまとめた話が書かれていると思われますが、たぶん、博士論文で、ネットでは手に入りません。



ついでにこのハネカクシも採集して亜科を調べてみました。これはヒゲブトハネカクシ亜科 Aleocharinaeだろうということが分かりました。この亜科には106属367種。いったい誰が調べたのでしょうね。いずれにしても、顕微鏡写真を撮ったので、今度、検索過程を出すことにします。



最後はこれ。1mmちょっとくらいしかないような小さな甲虫です。これがよく分かりません。ヒメマキムシ科あたりを探してみたのですが、さて、何でしょう。

雑談1)今日は「気まぐれ写真図鑑」の「シダを観る」の見直しをしました。昨年末に高槻の観察会で教えていただいた種も加え、亜種・変種を入れて全部で90種になりました。もっとも怪しいものばかりですけど・・・。もうじきホームページに載せられると思います。

雑談2)この間から自分のブログのダウンロードをしているのですが、全部で2200件あるうちの90%が終わりました。単純作業で、やっているとすぐに眠くなってしまうので、毎日、少しずつやっています。でも、今週中には終わりそうです。
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