家の近くのむし探検 公園の虫
家の近くのむし探検 第457弾
13日に家の近くの公園に行ってみました。たぶん、虫はいないだろうなと思いながら・・・。30分くらい探し回ったのですが、見つかったのは数匹だけ。やはりこんなもんなんでしょうね。
最初に見つかったのはこの小さなユスリカ♂でした。腿節が黒いのが目立ちますが、やはり捕まえないと調べられません。今回はパスしました。ユスリカはもう1匹いたのですが、こんなに少なかったかなぁ。
ツツジの葉の間でルリチュウレンジが横たわっていました。寒くて参っているのかな。
こんなときはイダテンチャタテを探さなきゃと思って探したらやっぱりいました。
こちらは幼虫です。それでも、見つかったのはこの3匹だけでした。
また、小さなハチがいました。この間は採集して検索をしてみたら、コマユバチ科のLytopylus属になったのですが、今度のは脚の色が違うので、たぶん、別種でしょうね。一応、採集はしたのですが・・・。
翅脈が見えたので写してみました。CuA+CuP脈が翅縁にまで届かず、A1の仮想延長線と交わらないので、たぶん、イエバエ科でしょうね。これは採集しませんでした。
これはニレハムシかなぁ。
最後はササグモでした。
雑談1)今日は先日採集したキノコバエの検索をしました。内容のはっきりしない検索項目があって、迷いに迷っているのですが、今のところ、Sciophilinae亜科は確かで、Boletina属かなと思っています。まだはっきりとはしていないので、顕微鏡写真を撮ってもう一度検討してみます。結局、昨日示した検索表を二つとも使っているのですが、初めての科の検索はやはり難しいですね。(追記2018/12/17:各部の名称をつけ、じっくりと検索をやり直してみました。その結果、どうやらSciophilinae亜科のRondaniella属らしいことが分かりました。「日本昆虫目録第8巻」によるとこの属には2種。一方は北海道に分布なので、もう一方のjaponica(オビヒメキノコバエ)というのが候補に挙がっています。未記録種もいるようなのでまだよくは分かりませんが・・・)
雑談2)最近、あおり運転が問題になっているので、後ろの窓にもドライブレコーダーを取り付けてみました。3000円ちょっとの安物ですが、一応は写ってますね。こんなのは無駄になるとよいのですが・・・。
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