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廊下のむし探検 蛾、ハエほか

廊下のむし探検 第1051弾

12日にマンションの廊下を歩いてみました。今頃、虫探しをするにはマンションの廊下が一番いいですね。背景が白いのでよく目立つし、何となく暖かいので集まってくるみたいで・・・。



まずは蛾からです。これはマエアカスカシノメイガ。今頃になるとよく見かけます。





小さな蛾なのですが、「標準図鑑」を何度見てもよく分かりませんでした。こういうミクロ蛾はなかなか分かりませんね。



これはミドリハガタヨトウです。これはこれまで12月に何度か見ています。



溝に入っていたので、ちょっと撮りにくかったのですが、フトジマナミシャクです。



こちらはカバエダシャク。これも11月終わりから12月にかけて見ています。



蛾の最後はナカオビアキナミシャクでした。これも11月終わりから12月中旬にかけて見ていました。



蛾以外の虫です。パイプの横にキンバエが止まっていました。翅を撮ろうと廊下から身を乗り出して後ろに回ろうとするとハエも回るので、結局、こんな写真しか撮れませんでした。これでは名前が分かりません。



これはクロスズメバチか、シダクロスズメバチです。顔を見たら分かるので、顔を写してみました。



本当は複眼の内側の模様を見るとよいのですが、触角でよく見えません。次は頭盾の真ん中の黒い帯が前縁まで伸びているどうかです。これは途中までなので、クロスズメバチのようです。ついでにその部分の模様の形からこれは♂のようです。



これはノミバエです。たぶん、Megaseliaだと思うのですが、よく分かりません。



それにナミテントウ



小さなクモだったのですが、ササグモの幼体。



翅の脱落した大きなアリです。艶があるので、ミカドオオアリかもと思ったのですが、よく分かりません。



最後はキノコバエです。翅に帯があるので、名前が分かるかもと思って採集したのですが、「新訂原色昆虫大図鑑III」にはたった2種しか載っていませんでした。という訳で、翅の模様だけでは分かりそうにありません。それで、検索をしてみることにしました。その前に、どの検索表を用いればよいか調べてみました。



左の列に書いてあるのは「日本昆虫目録第8巻」に載っている日本産の亜科と属です。これらの属がどの文献の検索表に載っているかどうかを調べてみました。調べたのは次の二つの文献です。

MND: Manual of Nearctic Diptera Vol. 2 (1987). (ここからダウンロードできます)
SVM: G. E. E. Soni, J. R. Vockeroth, and L. Matile, "A. 4. Families of Sciaroidea", in "Contribution to a manual of Plaearctic Diptera with special reference to flies of economic importance, Appendix", Science Herald (2000). (ここからpdfが直接ダウンロードできます)

これを見ると、SVMの方がかなり網羅的に載っていることが分かります。こちらを使うとよさそうです。一番右の欄の"J"は手元にある文献に日本産の種の検索表が載っている属を示しています。ほとんど揃っていないので、今回はうまくいっても属どまりでしょうね。(追記2018/12/17:各部の名称をつけ、じっくりと検索をやってみました。その結果、どうやらSciophilinae亜科Rondaniella属らしいことが分かりました。「日本昆虫目録第8巻」によるとこの属には2種。一方は北海道に分布するので、もう一方のjaponica(オビヒメキノコバエ)というのが候補に挙がっています。未記録種もいるようなのでまだよくは分かりませんが・・・
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