シダ観察会(エピローグ)
12月1日に高槻市北部のポンポン山の麓で行われたシダ観察会に参加させていただき、シダの勉強をしてきました。シダについてはすでに3回に分けて報告したので(1、2、3)、その他の植物や行程中に見た風景などを記しておきます。
これは川久保渓谷で見た植物で、マツカゼソウだとのことです。
これはチャルメルソウ。花が咲いていないのが残念です。暗いのでだいぶぶれてしまってこんな写真になってしまいました。
歩いていたら、この間の台風21号の被害でこんな風に倒木が道をふさぎ始めました。
この黄葉している葉はチドリノキだそうです。カエデ属なのですね。
しばらくすると山の斜面の木がほとんどなぎ倒されている場所に着きました。これはひどいです。根こそぎ倒れたのもあれば、途中で折れているのもあります。こんな中でお昼を食べました。
一旦、川久保のバス停に戻り、神峰山寺の方に向かうことにしました。バス停付近に咲いていた花です。何だろうと思ったのですが、普通のハナタデだそうです。すっかりシダの眼になってしまい、普通の花を見てもよく分からなくなりました。
これはノササゲの葉。
コケに詳しい方がいて、いろいろ説明してくださるのですが、どこを見てよいのやらさっぱり分かりません。これはハリガネゴケ?と言われたかな。昔、シダを調べていたころ、ついでにコケもやってみようと思って、いくつか採取してきたことがあります。でも、切片がうまく作れなくて挫折してしまいました。今だったら、顕微鏡にだいぶ慣れてきたので、もう少し分かるようになるかもしれません。今年の冬はシダとコケに挑戦してみるかな(まだ、思案中です)。
これはヤブムラサキと言われたかもしれません。茎が毛深いのでそうかな。
途中、また、ひどい台風被害に出会いました。谷筋なので、風の通り道になったのでしょう。これからどうするのだろう。
やっと神峰山寺が見えてきました。紅葉が綺麗です。人も多くなりました。ここまでの道は乾燥していて、目立ったシダはなくて、ただ、ひたすら歩きました。
そして、神峰山寺前で解散となりました。全部で6.7km、5時間半の行程でした。
スポンサーサイト