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廊下のむし探検 カメムシ、チャタテ、コバチなど

廊下のむし探検 第1041弾

最近は11月4日に開かれる文化祭に展示しようと思って、「手作り図鑑」を作るのに夢中です。今日は1巻から3巻までを印刷しました。それで、虫の名前調べの方はあまり進んでいません。とりあえず、29日にマンションの廊下で見つけた虫の一部の名前調べが終わりました。



最初はミナミトゲヘリカメムシです。この日この他にもはカメムシがいっぱいいました。





翅にこんな模様のあるチャタテは以前にも見たことがあります。チャタテ科のTrichadenotecnum属です。これについては以前、次の論文に倣って、翅の模様を8つに分けたことがありました

K. Yoshizawa, "Systematic revision of Japanese Trichadenotecnum Enderlein (Psocodea: 'Psocoptera': Psocidae: Ptyctini), with redefinition and subdivision of the genus", Invertebrate Taxonomy 15, 159 (2001). (ここからダウンロードできます)

この論文ではTrichadenotecnum属を5つの種群に分けています。これについても以前書いたことがあります。この論文に載っている翅のパターンと比較してみると、incognitum、mixtum、magnomixtumの3種あたりが候補に挙がりました。incognitumがsexpuntatum種群、後2者がmedium種群に属しています。ただ、分布を見ると、後2者は共に九州産で本州には分布していないことになっています。それに対して、incognitumは本州にも分布しています。以前もこの種にしたのですが、今回もやはりTrichadenotecnum incognitumではないかと思いました。







また、後腿節が褐色のアシブトコバチがいました。同じようなアシブトコバチを26日にも廊下で見つけました。でも、今回は明らかに触角の付け根が複眼下縁より下になっています。ということは、Haltichellinae亜科かもしれません。ということは、「新訂原色昆虫大図鑑III」に載っているAntrocephalus属のアシアカツヤアシブトコバチかもしれません。これも採集したので、今度調べてみます。(追記2018/11/22:種までは分からないのですが、属までの検索ができました。たぶん、Antrocephalus属♀だと思われます。予想通り、アシアカツヤアシブトコバチではないかと





このカマキリは前脚の間が黄色のでオオカマキリかもしれません。まだまだいたのですが、とりあえずここまで。
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