家の近くのむし探検 毛虫
家の近くのむし探検 第443弾
やっと足の指のひびが治ってきて、普通に歩けるようになってきました。それで、いつも朝歩いていた散歩コースをゆっくり歩いてみました。途中でいろいろな虫がいたので、この日は写しながら・・・。特に毛虫が多かったので、まずはそちらの写真を整理しました。
まずはササの間からこんな顔を出している毛虫です。
後ろからも撮ってみました。
これは別のところにいたもの。
頭部の拡大です。「日本産幼虫図鑑」で調べてみると、コチャバネセセリの幼虫みたいです。
これはこの間ナカアオフトメイガに似ていると教えていただいた毛虫です。イタドリの葉に巣を作っていました。「日本産幼虫図鑑」にも、「原色日本蛾類幼虫図鑑」にも出ていなくて、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」のナカアオフトメイガの欄に載っていました。ただ、食草が合いません。「日本産蛾類標準図鑑IV」によると、寄主植物として、ブナ科、バラ科、ニガキ科、トウダイグサ科、ムクロジ科、ミズキ科、カキノキ科、マメ科が載っていました。どうしてかな。
こちらは農道を歩いていた幼虫です。何匹も歩いていました。尺取虫のような歩き方をしていたので、シャクガかなと思ったのですが、普通の尺取虫より胴の曲げ方が小さい気がしました。「日本産幼虫図鑑」も「原色日本蛾類幼虫図鑑」にも載っていなくて、何だか分かりません。(追記2018/11/20:通りすがりさんから、「ナカグロクチバの幼虫載ってませんか?」というコメントをいただきました。見落としたのかなと思って図鑑を見たのですが、やはり載っていませんでしたね。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」を見たら載っていました。ここも一応、ざっとは調べてみたのですけど・・・。。それにしてもナカグロクチバとは。農道を何匹も這っていたので、土地の人と、「みな同じ方向だけど、どっち向きに這っているのか分かるのかな。」なんて話をしていました。食草は雑草が多いですね。来年は大量発生するかも)
最後はセスジスズメの幼虫です。これも農道を歩いていました。他の虫はまた次に出すことにします。
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