廊下のむし探検 蛾
廊下のむし探検 第1039弾
10月15日の午後はマンションの廊下と近くの公園の両方で虫探しをしました。そのうち、マンションの廊下で見つけた蛾だけ整理しました。
まずはこの間も見たウスミドリナミシャクです。
これはソトウスグロアツバ。
こういう白いツバメエダシャク類の見分け方については以前、標本で調べました。顔面の色で見分けたらよかったですね。
こんな風に顔面が赤いのはウスキツバメエダシャクでした。
ベニスジヒメシャク類も似た種がたくさんいます。筋が拡がっていればベニスジ、フトベニスジは翅頂付近で筋が前縁側に広がるとのこと。いずれもこの個体とは違います。となると、ウスベニスジかコベニスジになるのですが、内横線が出ればウスベニスジ。この個体は内横線はほとんど見えないので、コベニスジヒメシャクかなと思うのですが、よくは分かりません。(追記2018/11/20:ささきさんから、「Timandraは解剖しないとどうしようもありませんね。お手上げです。」というコメントをいただきました。やっぱり解剖しないと駄目ですか。外的な特徴から名前が分からないとがっかりしますね)
こちらはナガハマツトガ。
それにエゾギクトリバ。
それにアオアツバ。
これもオオアカマエアツバとニセアカマエアツバという似た種がいます。♂なら、下唇鬚第3節の先端が尖ればオオ、丸ければニセとなるのですが、これは丸そうなので、ニセアカマエアツバの可能性があります。でも、♂か♀かよく分からないので、結局、よく分かりません。
スポンサーサイト