廊下のむし探検 ハエ、カメムシなど
廊下のむし探検 第1038弾
最近は来月初めに開かれる文化祭に出す展示の準備で時間を費やしています。それで、10月11日に写した写真の整理が遅れてしまいました。蛾はすでに出したので、残りの虫です。
ガガンボの仲間です。翅脈を見ると、ガガンボ科は確かそうですが、それから先は分かりません。
この腹部に白い毛の生えたクモの名前が前から分かりません。何でしょう。
これはケブカカスミカメです。
マンションにはズグロオニグモがやたら多いので、これもそれではないかと思います。
これはクロバネキノコバエの仲間です。
確か、左右の複眼がつながって眼橋を作っていたのですね。そう思って、拡大してみました。確かにそうなっています。今年こそは何とか属までたどり着きたいなと思っています。
小さな羽アリがいました。一応、採集しました。
こちらは先ほどの羽アリの翅が脱落したもののようです。こちらも一応、採集しました。でも、なかなか検索する暇がありません。(追記2018/10/19:これまで何度も調べていたカタアリ亜科のヒラフシアリでした。また、顕微鏡で撮影してしまいました)
気持ち悪い虫がいました。以前も見たことがあります。コウガイビルという扁形動物ウズムシ綱の虫です。ヒルみたいに血を吸うことはないようですが、体の中ほどに口があって、消化液でカタツムリを溶かしていたというコメントをいただいたことがありました。
雑談)11月4日に学校で開かれる文化祭に出展しようと思って準備をしています。この文化祭にはこの間からアドバイスに行っている中学生の「いきもの館」も出展することになっているのですが、結局、同じ理科室を使って出展することになったようです。我々はいつもの3人のグループで、ほかの2人は鳥の写真を、私は蛾の標本を出そうと思っています。今日はその説明のためのパネルづくりをしました。結局、小さなパネル4枚ほど作ったのですが、この2-3年出展が続いたせいか、どうも熱がいまいち入りません。パネルが少し少ないので、この間、市役所で展示した昆虫の眼についてのパネル3枚もついでに出そうかと思っています。
今年の文化祭の展示時間はわずか2時間半なので、標本はドイツ箱4箱くらいにしようと思っています。大きな蛾(ヤママユガ科、スズメガ科)が2箱、キバガなどの小さな蛾が1箱、それに昼飛ぶ蛾、冬でもいる蛾などを入れた1箱を出そうかなと思っています。この標本で理科室の机一つ。別の机にはこの間から作っていた手作り図鑑を並べて、また、チャック付きパックの小甲虫の標本を入れた小形の標本箱でも置こうかなと思っています。これで、自分の準備はだいたいできあがったので、これから中学生の展示をどうするか考えなければなりません。いろいろと大変ですね。
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