FC2ブログ

廊下のむし探検 クサカゲロウ、甲虫ほか

廊下のむし探検 第1032弾

9月18日にマンションの廊下で見つけた虫です。この日は蛾が多かったのですが、それは後にして、そのほかの虫を先に出すことにします。



この日はまずクサカゲロウからです。いつものように顔をアップして撮りました。



ここでちょっと違和感がありました。ヨツボシクサカゲロウにしては点が多すぎるのでは・・・。でも、気にしないで、家に戻りました。翌日、調べてみると、北海道に生息するナナホシクサカゲロウもいるとのことです。それで、採集しなったのは残念だったと思って、一応、昨日いた場所に行ったら、まだ止まっていました。



いつものようにエナメルリムーバ入りの毒瓶に入れておいたら、こんな風に黄色になってしまいました。でも、確かにナナホシです。検索すると、最終的にはヨツボシかナナホシかというところになるのですが、顔の斑紋の数はヨツボシでも稀にgenal marking(頬の斑紋)のあるものがいるとのことで、最終的には♂の第9腹節の長さで判断しなければいけないそうです。ただ、この個体は♀でした。また、各論を見てみると、口肢の色がどうやらナナホシはもっと濃くなるようです。分布も違うので、今のところ、ヨツボシクサカゲロウのナナホシ型だろうと思っています。これについては写真を撮ったので、また、今度出すことにします。



次はこのハエ。これは採集しなかったので、よく分かりません。イエバエかなと思ったのですけど・・・。





これは翅が脱離した♀有翅アリです。後腹柄節が腹部背板に取りついていることと腹柄節が上から見て逆三角形になっているので、この間調べたハリブトシリアゲアリではないかと思っています。



こちらは翅が生えていますが、採集して調べてみると、やはり同じ特徴を持っていました。それで、これもハリブトシリアゲアリではないかと思っています。





一応、顔と背側から見た腹柄節を撮ったので載せておきます。





マツノシラホシゾウムシ類が2匹いました。マツノとニセマツノの区別がつかないので、「類」ということにしておきます。



また、コガネがひっくり返っていました。腹側を写してからもとに戻してやりました。



ハナムグリの仲間ですが、どうもいつものとは違う感じです。それで、結局、採集して帰りました。昨日、「日本産コガネムシ上科標準図鑑」に載っている検索表で調べてみると、ホソコハナムグリ Glycyphana gracilisになりました。日本で一番小さなハナムグリだそうです。顕微鏡写真を何枚か撮ったので、また、今度出します。胸部腹面の両端に灰褐色の汚れみたいなものがあったのは汚れではなかったようです。



その部分を拡大してみると、細かい綿みたいな毛が一面に生えていて、その中に鱗片状の毛が生えていました。



ガガンボは♀なので採集しませんでした。



一応、「日本産水生昆虫」に載っている翅脈の名称をつけてみました。r1という閉じた部屋があるのが気になりました。Tipulaかなと思ったのですが、もしTipulaなら、この本には♂用の亜属の検索表があるので、♂だったら今度捕まえて調べてみたいなと思いました。



やっとオオセンチコガネがいました。実は、中学校のグループ学習用にと思って、これを探していたのです。気にしないときはいつもひっくり返っているくせに、いざ、探すとなるとなかなか見つかりませんね。



最後はフタテンカメムシでした。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

廊下のむし

Author:廊下のむし

カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
カウンター
月別アーカイブ