家の近くのむし探検 アリ、ハエ、クモなど
家の近くのむし探検 第430弾
9月11日に家の近くにある道路脇の茂みで見つけた虫の続きです。今日は何だか分からないのが多かったですね。
最初はアミメアリです。この頃、よく見かけます。
チャバネヒメクロバエです。ずっと見ている感じがしたので、記録を見てみると、5月から10月初めまでずっと見ていました。
これはワキグロサツマノミダマシ。
これはたぶん、マエキヒメシャク。
こちらはハグロハバチに似ている感じです。
それにキアシナガバチ。
ネコハグモが自分より大きなハエを捕まえていました。これはチャバネヒメクロバエかもしれませんね。
アリグモ類は2匹いました。これは両方ともアリグモみたいです。
これは以前、検索をしました。たぶん、トウキョウキンバエ。
そして、アオバハゴロモ。
これは何でしょうね。ウンカの仲間かなと思って、とりあえず、翅脈に名称をつけてみました。以前、ヒシウンカを調べたことがあったので、その時に倣ってつけてみました。
何となく、ウンカ科かなぁと思ったのですが、確信が持てません。何とか翅脈から科が分からないかなと思って文献を探してみたら、次の論文が見つかりました。
D. Shcherbakov, "Diagnostics of the families of the Auchenorrhyncha (Homoptera) on the basis of the wings. I. For wing", Entomol. Rev. 60, 64 (1982). (ここからダウンロードできます)
この論文は翅脈から科を調べる検索表が載っているのですが、この翅は前縁部と基部がよく見えないので、たぶん、駄目だと思います。一度、科の分かったもので試してみたいと思っています。
ジョロウグモがいたので、写してみました。外雌器は矢印の部分だと思うのですが、以前見たときより、まだ発達していないような気がします。
これはコガタコガネグモかな。
この気持ち悪いクモは何だろう。コガネグモの仲間みたいなのですが、「日本のクモ」で探しても見つかりませんでした。(追記2018/09/20:立西さんから、「ネット上の画像を見ただけなので恐縮ですが,最後の茶色いクモはコゲチャオニグモやヤマシロオニグモのオスのように見えます。」というコメントをいただきました。第4脚の帯模様を見るとコゲチャオニグモの方が似ている気がします。最近、オニグモでよく分からないのはたいていコゲチャオニグモか、その近くの種みたいです。こう図鑑と色が違っていると、どこを見てよいのやらさっぱり分かりません。検索表の載っている論文も見つかったのですが、♂の場合、ほとんどが触肢に関するものばかりです。唯一、属の説明を読んでいて分かったのは胸板に縦溝があるのがヒメオニグモ属、ないのがオニグモ属くらいです。この写真の個体は縦溝があるので、ヒメオニグモ属というのは合っているかもしれません)
ちょっと透明がかった小さなカタツムリがいました。まだ、幼体かなと思ったら、5回巻いているのでもう成体のようです。「カタツムリハンドブック」で探してみると、近畿にいる種の中ではオトメマイマイというのが似ています。よく分かりませんが・・・。
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