家の近くのむし探検 アブラムシ、甲虫など
家の近くのむし探検 第420弾
14日にいつもの道路脇の茂みで探した虫の続きです。
この日は「シンテッポウユリ」の蕾についているワタアブラムシらしきアブラムシを撮りに行ったのですが、いざ撮ろうとすると、余りにたくさんいるので何を写してよいのやら。とりあえず、有翅型を撮りました。
で、これは無翅型の成虫。2本の黒い角が出ているのが角状管、その間にある突起が尾片です。ワタアブラムシだと、尾片の長さが触角第4節の長さに等しく、5本程度の毛があることになっています。この写真でもよく見ると2-3本の毛が生えていることが分かりますが、やはり顕微鏡下で見ないとはっきりしません。
最後は有翅型の幼虫で、翅包がはっきり見えているので4齢みたいです。以前はアブラムシは私にとって気持ち悪い虫の一つでしたが、こうして分かってくると、ちょっとだけ親しみが湧くようになりました。
こちらはアキノノゲシについていたタイワンヒゲナガアブラムシです。ついているアブラムシが茎に対して70-80度の角度で並んでついているので遠くから見ると、植物の突起列のように見えます。
これらは無翅型の成虫でしょうね。
それで、これは有翅型。
無翅型成虫のお尻にくっついている幼虫です。アブラムシは胎生なので、たぶん、生まれたばかりなのでしょう。
後はアブラムシ以外の虫です。これはナミガタチビタマムシ。
タケカレハ幼虫。
ミカドトックリバチ。
これは、アミダテントウ。
それにウリハムシでした。
帰りに何の気なしに撮ったこの花。名前が分かりません。以前も別の場所で撮ったことがあったのですが、それも不明種となっていました。さて、何でしょうね。
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