家の近くのむし探検 公園での虫探し
家の近くのむし探検 第413弾
最近は異常に暑いのですが、運動を兼ねて16日午前中にちょっとだけ近くの公園に行ってみました。目的はアシナガバエのAmblysilopusの採集です。でも、肝心のアシナガバエは2匹見ただけで、共に逃げられてしまいました。
まずは出かける前にマンションの廊下で見たゴマフリドクガです。
これは外の倉庫の壁にいたものです。「標準図鑑」の図と見比べると、Salma属のオオフトメイガか、ナカアオフトメイガかというところです。図鑑によると、ナカアオは内横線と外横線の間は暗緑色を帯びるが、白色を帯びる個体もいるとのことです。その時はそれぞれの横線の外側は暗黒褐色で、オオのように赤褐色を帯びることがないとのことです。この個体は白色の帯で、外側が赤褐色なので、たぶん、オオフトメイガの方かなと思っています。
これは以前教えていただいたサクラサルハムシかなと思いました。
いつものハキナガミズアブ。
これが目的としたアシナガバエのAmblysilopus属かなと思っている種です。この写真でも、すでに飛び出そうとしていることが分かりますが、撮った後、どこに行ったか分からなくなりました。
これはウロコアシナガグモあたりのクモです。♀なので、エゾとの区別がつきません。
これは公園の庭園灯の柱に止まっていたもので、アカシマメイガです。
そのすぐ脇の木の幹に止まっている蛾を見つけました。撮りにくかったのですが、辛うじて撮ってみたら、どうやらトサカフトメイガのようです。
ツツジにはマメコガネがいっぱいいました。
それにツマジロエダシャク。
ツツジの葉っぱにこんなヒシウンカの仲間がいました。暑いからか、日陰でじっとしています。
これはニレハムシかなぁ。
公園から帰ってきて、マンションの入り口で見たオニユリです。
マンションの廊下ではまたハナノミを見つけました。クリイロヒゲハナノミではないかと思っています。一応、採集したのですが、どうやって調べようかな。
雰囲気はウスモンツツヒゲナガゾウムシ♀のような感じです。「原色日本甲虫図鑑IV」を見ると、「前胸側隆起条は先1/3に達し・・・」と書かれています。よく見ると、前胸側縁には黒い筋が入っていて、中央かそれよりちょっと前まで伸びています。たぶん、これのことかなと思って、ウスモンツツでよいのではないかと思いました。
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