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家の近くのむし探検 ハエ、チョウ、クモ

家の近くのむし探検 第405弾

6月22日にいつもの道路脇の茂みと土手にある作業小屋のあたりで虫探しをしました。道路脇の茂みは半日陰になっていて虫探しには好適なのですが、車が通るたびに風が起きるので、写真はなかなか大変です。一方の土手にある作業小屋の隣は畑の風よけのネットが張っていて、近くに用水路も流れているので、虫探し、特に水生昆虫の成虫を探すのに好適な場所です。まだ、整理がついていなくて、とりあえず、ハエ、クモあたりから出すことにします。



最初はこのミズアブです。これは♀なのですが、採集しようとしたら逃げられてしまいました。でも、6月14日に山麓にある茂みで探したときに(たぶん、同じ種だと思うのですが)、それを採集したので、そちらを調べてみました。検索には次の論文に載っている検索表を用いました。

A. Nagatomi, "The Sarginae and Pachygasterinae of Japan (Diptera: Stratiomyidae)", Transactions of the Royal Entomological Society 126, 305 (1974). (ここからダウンロードできます)

予想はハラキンミズアブ Microchrysa flaviventrisだったのですが、検索結果は意外にも、Microchrysa japonica♀の方になってしまいました。この両者の見分け方は、触角第3節が何節に分かれるかだったのですが、たぶん、間違いないのではと思っています。



ついでにこちらも近くにいたのですが、これは両方の眼が接しているので♂の方です。こちらは採集しました。これも検索したのですが、さらに意外なことにこちらはCephalochrysa stenogasterになりました。決め手は体や顔面に生えている毛が長いことです。さらに、後脛節に黒い帯がないこともポイントになりました。これも次回に詳細を載せることにします。でも、たぶん、この辺には似たようなミズアブが2種いるのではと思われます。



これはいつものヤマギシモリノキモグリバエではと思います。このハエについては以前、属の検索をしたことがあります(こちらこちら)。そのときはモリノキモグリバエ属 Rhodesiellaまでは達したのですが、そこでストップです。



このハエは今頃、あちこちの葉に止まっています。イエバエ科のチャバネヒメクロバエです。これについても以前調べたことがありました(こちらこちら)。



これも以前見たことがあります。ツヤホソバエ科のヒトテンツヤホソバエかなと思っているハエです。採集しようと思ってちょっと動いたらさっと逃げてしまいました。



ハエはこのくらいにして、次はハエトリグモです。これはアオオビハエトリ。アリを捕まえているのかな。



これは胴が細長いのでヤガタアリグモ♂かなと思います。



最後のこのクモは「ハエトリグモハンドブック」を見て見つけました。たぶん、ヒトリコゲチャハエトリ



最後はおまけでヒメウラナミジャノメのカップルです。今日はとりあえずここまで。
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