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廊下のむし探検 蛾、甲虫など

廊下のむし探検 第1009弾

6月18日に大阪北部で地震が起きました。私の住んでいるところは大阪北西部で、震源からは少し離れていたので、被害は少なかったのですが、被害の様子を見がてら、18日と19日に廊下をちょっとだけ歩いてみました。



まずは6月18日分です。これは、この間、田んぼから取ってきた水を置いていたら出てきた虫です。小さなカップに入れてシャーレの蓋をかぶせて顕微鏡の横に置いておいたものですが、地震でこぼれていないかと思って様子を見るついでに写真を撮りました。翅の模様に特徴があります。「図説日本のユスリカ」の図版と比べて、たぶん、ヤモンユスリカ♀だと思われます。



これは廊下の様子を見に行ったときに見つけました。たぶん、以前教えていただいたマツアワフキ Aphrophora flavipesではないかと思います。マツアワフキについては、以前、文献を調べたことがありました。採集していないので調べられないのですが・・・。



ここからは6月19日分です。これはコヨツメアオシャク



これはクロオビリンガ。これまでの記録を見ると、5月から10月にかけて何度か見ていました。



そして、これはモンシロルリノメイガ。記録を見ると、これは「廊下のむし探検」初でした。



この手のコケガはよく分かりません。ヤネホソバあたりかなと思ったのですが・・・。



次はこんな甲虫です。てっきり汚れたコアオハナムグリだと思いました。それで、一応、腹面も撮影しました。



でも、これがよかったみたいです。上翅に複雑な模様があるので、念のために「日本産コガネムシ上科標準図鑑」の図版を見てみました。そうしたら、そっくりな甲虫がいました。クロハナムグリ Glycyphana fulvistemmaです。ちょっとびっくりです。念のため、この図鑑に載っている属の検索表で調べてみました。





①と②の2項目を調べると、クロハナムグリ属 Glycyphanaであることが確かめられます。まず、上の写真で中胸腹板突起は普通のハナムグリとは異なり、あまり目立たない扁平な形をしています。また、後基節は明瞭に離れています。また、二枚目の写真で前胸背板後縁に湾曲は見られません。ということで、クロハナムグリ属であることは確かそうです。日本産のこの属にはクロハナムグリとホソコハナムグリの2種が記録されているのですが、外観がかなり違うので、クロハナムグリで間違いなさそうです。





このハムシがまだ分かりません。外観からはサルハムシ亜科のBasilepta属のムナゲクロサルハムシやドウイロムナゲサルハムシあたりが似ているのですが、この両種は前胸背板に剛毛を密生していることになっています。写真で見る限りは剛毛が見当たりません。もしかすると、Pagria属かもと思ってネットを調べると、これについては次のサイトに詳しく載っていました。でも、前胸背板の形はやはり違うようです。採集していたら、何とかなったかもしれませんが、たぶん、採集しなかった・・・。
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