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植物観察会で見た花 I

6月17日の日曜日に大阪府北部と兵庫県の県境辺りで植物観察会がありました。最近は植物も勉強してみたいと思っているので、極力参加することにしています。私は花の他、虫も撮影しているので、いつも説明には遅れてしまいます。リーダーの声は大きくないので、その周りの数人にしか聞こえません。そこへ、少し遅れて別の人たちがやってくるので、今度は話を聞いた人からその人たちに名前が伝えられます。そこへ、また遅れた人たちがやってきます。次々とこんなことをして、私が行ったときには何人か伝わった後の名前になっています。それで、たいがい、ちょっとおかしな名前になっています。家に戻ってから、図鑑で調べ直してはいるのですが、よく分からないものもあります。





最初はマメ科のクララ Sephora flavescensです。これは毒草でしたね。後で整理するときに便利なようにできるだけ科名と学名を入れておくことにしました。(追記2018/06/27:信州の案山子さんから、「クララはオオルリシジミの食草で今では貴重です。現在長野県内3か所と阿蘇でしか見れなくなった蝶です。餌がなくなってしまって激減したそうです。」というコメントをいただきました



次はイネ科のエノコログサなのですが、ちょっと紫がかった色をしています。これをムラサキエノコログサというようです。「野に咲く花」によると、エノコログサの1品種として扱われています。学名は、Setaria viridis var. minor f. miseraです。var.は変種(variant)、f.は品種(forma)の略です(詳しくはWikipediaに載っています)。



次はイネ科のスズメノチャヒキ Bromus japonicusです。





ここまでは車道だったのですが、ここから、少し山側に道を取りました。そして、見つけたのがユキノシタ科のヤマアジサイ Hydrangea serrataです。清楚な感じがいいですね。



ウマノスズクサ科のカンアオイ Asarum kooyanum var. nipponicumもありました。カンアオイ属 Asarumも種類が多いので、葉だけだと何だか分かりません。



また、車道に戻りました。右側の崖の上に花が咲いていました。





ユリ科のイワギボウシ Hosta longipesだそうです。この中にカキランが咲いていると言われたのですが、よく分かりません。



ひょっとしたらこの花のことかな。(追記2018/06/23:後からこの写真をよく見てみると、何となくショウジョウバカマの花の後のような気もします



道を歩く観察会のメンバーです。



観察会ではカヤツリグサ科のヤガミスゲだと教わったのですが、「野に咲く花」を見ると、ミコシガヤ Carex neurocarpaの方が似ています。そちらではないでしょうか。





こんな花が道端にいっぱい咲いています。名前を聞き損ねてしまいました。「日本帰化植物写真図鑑」で調べると、イヌコモチナデシコというヨーロッパ原産の外来種に似ています。この名でネットを調べると、いつも詳しく調べられている「松江の花図鑑」のイヌコモチナデシコのページにはミチバタナデシコに変更されたと書かれ、「イヌコモチナデシコの正しい学名」というページを参照されていました。この写真の花がそれなのかどうかはもう少し検討してみないと分からないのですが・・・。







これも道端にたくさんありました。カモメヅルと教わったのですが、たぶん、ガガイモ科のコイケマ Cynanchum wilfordiiではないかと思っています。



可憐な花で、観察会では一番人気でした。でも、これも帰化植物で地中海沿岸原産です。リンドウ科のハナハマセンブリです。「日本帰化植物写真図鑑」には、Centaurium pulchellumの学名になっていますが、環境省の外来生物リストなどではC. tenuiflorumになっているので、こちらの方が正しいのかなと思っています(例えば、次の資料など。「我が国に定着している外来生物(植物)のリスト(暫定版)」(ここからpdfが直接ダウンロードできます))。





ケシ科のタケニグサ Macleaya cordataです。なかなか立派な植物です。





これはベンケイソウ科のメノマンネングサ Sedum japonicumです。





すぐ横には同じベンケイソウ科のツルマンネングサ Sedum sarmentosumも生えていました。こちらは花が咲いていませんでした。





これで午前の部が終わり、お昼は千軒キャンプ場で食べました。こんな川のすぐ横のところです。

雑談)この間から、これまでブログに出してきた写真をEXCELに入力する作業をしていたのですが、動物がやっと昨日の分まで入力が終わりました。まだ、ちゃんと調べていないのですが、蛾は1022種、陸生カメムシが146種、甲虫が518種、その他の昆虫と動物を合わせて734種で、とりあえずの合計が2420種になりました。これを手作りの「図鑑もどき」に入れると、昨日までの分までの図鑑が完成することになります。さらに、これに植物も加えるとなると、本当に果てしない作業になりますねぇ。
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No title

手作り図鑑は良いアイデイアですね。
私も色々な写真を最初は日付ごとにフォルダーを作りその中に種類ごとに孫フルダーを作り整理をしていました。
この頃は種類ごとに検索しフルダーを作って入れるようにしています。
2400種類もあると整理しないと後で見るにもすぐ探せませ如ね。
クララはオオルリシジミの食草で今では貴重です。
現在長野県内3か所と阿蘇でしか見れなくなった蝶です。餌がなくなってしまって激減したそうです。

No title

信州の案山子さん、こんばんは

写真整理がとにかく大変ですね。数えてみたら、昆虫を含む動物の写真だけで18000枚にもなっていました。この中から写真を選んで、今年の1月までの分で手作りの「図鑑もどき」を作ってみました。平均80ページの冊子が全部で11冊にもなってしまいました。自分以外には役に立たないだろうなと思いながら、その後も更新しようと思っています。

クララはこの辺では普通にみかけますが、オオルリシジミは山地性なのでこの辺では育たないのでしょうね。
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