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家の近くのむし探検 甲虫やらハチやら

家の近くのむし探検 第403弾

先週火曜日に小学校の校外学習が終わり、日曜には植物観察会も終わり、今週はやっと暇になるだろうと思っていたら、月曜に大きな地震が起きて、何となく落ち着かない毎日を過ごしています。この機会に今までに撮った写真の整理でもしておこうと思って、6月14日分を整理しました。この日は田植え体験と校外学習があった近傍を歩いてみました。何となく虫好きとしては面白そうな場所なので・・・。



まずは田植え体験があった近傍で虫を探してみました。これはそこに行く前の茂みで見つけた虫で、カシルリオトシブミ。カシという名前がついていますが、食べていたのはイタドリの葉です。



そして、これはハムシダムシ



道路では毛虫がのたうち回っていました。アリにたかられています。毛虫の名前は分かりませんが・・・。







田植え体験をしていた田んぼの近くを流れている用水路の脇にある茂みに着きました。ここは、先日、フタスジモンカゲロウがいっぱいいたところです。案の定、この日も何匹かいました。このすらっとした姿が何とも言えず美しくて、つい何枚も撮影してしまいました。



そのすぐ近くにいたテントウです。ナミテントウかなと思ったのですが、少し小さいこと、前翅前縁角がちょっと反り返っているような感じなので、ヒメアカホシテントウの方かなと思ったのですが、自信はありません。





このアブラムシはセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシという長い名前のアブラムシの有翅型に似ています。そうかもしれません。



葉がツツジだと思うので、これはルリチュウレンジの幼虫かな。



この間もカノコガがたくさんいたのですが、この日もいました。





雰囲気、ヒシウンカかなと思ったのですが、手元にある図鑑には載っていないので、どうしようもありません。それで、ネットで探してみると、「あおもり昆虫記」という東奥日報という新聞社のサイトに載っている写真と似ています。ヤナギカワウンカ Andes marmoratusというヒシウンカ科ヒシウンカ亜科の虫です。Andesはカワウンカ属なのですが、「日本昆虫目録第4巻」には4種載っています。この中で本州産は2種、オビカワウンカとヤナギカワウンカです。前者はかなり外観が違うので、これはヤナギカワウンカでよいのかもしれません。





このガガンボは以前、エゾホソガガンボNephrotoma subpallidaだと思った種とかなり似ていますが、中胸盾板の模様が少し違います。実際に属の検索表を調べると、Nephrotoma属にはなりそうな感じです。この属の別種かもしれません。



これは翅脈からはハナアブ科みたいです。採集したはずなので、今度調べてみます。(追記2018/10/10:ハナアブ科ハナアブ亜科のCheilosia属の一種のようです。詳細はこちら



そして、これはいつも見ているミズアブ科のMicrochrysaです。今度は採集したので、触角を調べてみます。(追記2018/06/23:今日、後日捕まえた♂と共に検索をしてみました。この写真の種はたぶん、Microchrysa japonicaだと思われます。根拠は触角第3節が3節だったところです。ところが、後日捕まえた方の♂が問題でした。こちらは体毛が長く、cua室がやや狭く、M1~M4脈がもう少しはっきりしていました。また、脚が全体に黄色でした。それに対して、この写真の個体は後脛節の先端近くが暗色になっていることが写真でも分かります。このことから、後日捕まえた方はMicrochrysaではなく、Cephalochrysa stenogaster♂の可能性があります。この辺りにどうやら2種のSarginaeがいるようです





2mmほどしかない小さなハムシです。採集しようとしたら、逃げられてしまいました。形からすると、サルハムシ亜科かツヤハムシ亜科のような感じなのですけど・・・。



模様が変わっているので、「原色昆虫大図鑑III」の図版でも探し当てられました。ミバエ科のヒラヤマアミメケブカミバエ Campiglossa hirayamaeだと思います。真ん中に手前の草が写り込んでしまって失敗写真でしたが・・・。



アシナガバエはフラッシュをたいて撮るとするといつもこんな感じで写ってしまいます。でも、何度か写しているとそのうち諦めて、



ちゃんと写すことができます。これはマダラホソアシナガバエだと思います。





とにかく、頭部が変わった形です。最初、ヒメバチか、コマユバチあたりかなと思ったのですが、試しに、「日本産有剣ハチ類図鑑」の図版を見て、見つけました。ギングチバチ科のアリマキバチ亜科みたいです。その中でも特に、オオエンモンバチ Carinostigmus filippovi♂によく似ています。そこで、アリマキバチ亜科の属への検索表を調べてみました。



こんな点を調べると、スジエンモンバチ属 Carinostigumusであるかどうかを確かめられます。①と③は翅脈が中心なので、上の写真で何とか翅脈を調べてみました。



かなり苦しいのですが、何とか、①と③の翅脈に関する記述を確かめられます。そのほか、①の触角の位置は上の写真でもかなり前方にあることが分かります。また、②は腹部が細くなっていて、柄がありそうな感じです。最後の④は確かめられませんが、スジエンモンバチ属だとすると、この属は1種だけなので、オオエンモンバチに決まります。採集すればよかったですね。オオエンモンバチはアブラムシを捕まえては、ニワトコやヤマブキの枯れ枝に掘った坑道にある育房に蓄えるそうです。
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