廊下のむし探検 蛾が少々
廊下のむし探検 第148弾
すっかり秋らしい天気になってしまい、マンションの廊下も寂しくなってきました。昨日の「廊下のむし探検」の結果です。この日、目立ったのは蛾ばかりでした。
ちょっとレトロな感じのする蛾です。シャクガ科のツマキエダシャクです。この蛾は個体によって色がずいぶん変化します。(追記:同定が間違っていました。ヤマトエダシャクでした)
前翅が大きく破れていますが、鳥のビークマークかもしれません。シャクガ科のオオバナミガタエダシャクです。
このところ、この種の蛾がたくさん出ていて名前調べが大変です。実のところ、あまり良くは分かりません。外横線がギザギザになっているところから、ウスキヒメシャクかなと思っていたのですが、「外横線は後縁部で黒褐色の小紋を形成する」という「大図鑑」の記述から、オイワケヒメシャクかもと思うようになりました。
今まで何度も登場したキオビベニヒメシャクです。ストロボをたいて写真を撮ると艶があるように写ります。
前翅の銀白紋が連結するのがエゾギクキンウワバだと思っていたのですが、ネットで見ると、このように途中で途切れている個体もいるようです。
これはヒトリガ科のヨツボシホソバです。オスとメスとで色が随分違います。これはオスの方で、メスは全体が黄色で2つの青黒い紋があります。
これはドクガ科のモンシロドクガです。
一時期、多かったメイガ類がすっかりいなくなってしまいました。
廊下の隅にツクツクボウシがいました。近づいても逃げません。以前、チッチゼミも来たことがあるので、今年も来ないかと楽しみにしています。
おそらくゴミムシの仲間だと思うのですが、図鑑を見ても名前がなかなか分かりません。甲虫は難しいですね。
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