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家の近くのむし探検 カメムシ、甲虫、ナナフシなど

家の近くのむし探検 第378弾

5月4日に家の近くの公園に行ってみました。世の中はもう連休疲れも終わる頃でしょうに、虫の名前調べはまだ連休の真っ最中です。この日も虫はいっぱいいたので2回に分けて出します。まず、カメムシ、甲虫、ナナフシ、カゲロウです。





公園で知人に会い、コンデジとクローズアップレンズで接写をする方法を説明しているときに見つけました。これは変わった色の被写体だなと思って何枚も撮ったのですが、実は、以前撮ったムネアカアワフキの♀の方でした。前胸背板が♀は赤くて、♂は黒いみたいです。



クワキヨコバイ属です。以前にも書いたように、この属には未記載種を含めて240種以上がいるそうで、これらを22の種群分けているなんて話を知ると、写す気力がなくなってしまいます。



これはたぶん、ヒレルクチブトゾウムシだと思います。





小さなカスミカメムシです。以前は「原色日本カメムシ図鑑」の写真を見て、ヒメヨモギカスミカメとしたのですが、その後の「原色日本カメムシ図鑑第2巻」の説明を見ると、「脚は黄色く、後腿節には大きくて目立つ暗色斑を散りばめる」とあります。写真を拡大してみたのですが、あるような、ないような。ひょっとしたら違うのかなと疑いを持ち始めました。



ツツジの葉の奥でこちらをにらんでいるのはシマサシガメの幼虫みたいです。





ハラビロヘリカメムシの仲間です。似た種にホシハラビロヘリカメムシがいます。「原色日本カメムシ図鑑第3巻」に載っている検索表には、「触角第1節は短く、複眼を含む頭部の幅より狭い」のがハラビロとなっているのですが、写真で触角第1節と頭部背面を同一平面内に写すのがなかなか難しいです。それで、触角第2、3節が「扁平な三角柱状」になるのがハラビロ、「円筒形」なのがホシハラビロと見分けることにしています。実際には触角をいろいろな方向から写真を撮り、第1節に比べて幅が変化するかどうかを見分けています。これは変化しているので、ハラビロヘリカメムシの方だと思っています。





この2匹はバラルリツツハムシの仲間です。似た種にルリツツハムシがいます。これについては以前、採集してきて調べたことがありました。その時はバラルリツツハムシになったので、これもたぶん、同じじゃないかなと思っています。





これは「原色日本甲虫図鑑III」の図版と比べるとクロヒメクビボソジョウカイに似ています。ただ、この種の含まれるPodabrus属は図鑑では6種ですが、「日本列島の甲虫全種目録」によれば、Asiopodaburus属に属名が変更され、5亜属171種にまで増えています。もうどうしようもない感じです。



これはたぶん、キイロナガツツハムシ



ツツジの葉にいる虫を探していたら、今度はムネアカアワフキ♂の方を見つけました。♂♀揃ってよかった・・・。







一通り見て、運動もし終わったので、もう帰ろうとしていた時にナナフシの幼虫を見つけました。いかにも不器用に歩いています。枝に擬態するためにこんな格好になったのでしょうけど、きっと後悔しているのでは。



帰りに家の前で見つけました。カゲロウです。初めはトビイロカゲロウあたりかなと思ったのですが、この間購入した「原色川虫図鑑成虫編」の図版を見てみると、マダラカゲロウ科のヒメマダラカゲロウ属あたりが似ています。カメラを近づけたら柱の後ろ側に回ろうとしたので、反対側から手を近づけてこちらに来させようとした瞬間、アッという間に飛んでしまいました。意外に敏捷です。採集できれば種まで分かったかもしれないのに・・・。

雑談)虫の名前調べで忙しく、ブログの他のカテゴリーを見なかったのですが、いつの間にか、「自然観察」というカテゴリーができていますね。登録数は39000件ほど、私の出している「生物学」は38万件。もう一割ほどになっています。ただ、上位分類が、「趣味とスポーツ→レジャー→自然観察」となり、ちょっと違和感があります。それでは今の「生物学」はというと、「科学→自然科学→生物学」となっています。「科学」といわれるほどのものではないので、「自然観察」と「生物学」の中間ぐらいというところかな。
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