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廊下のむし探検 ハエと蛾

廊下のむし探検 第1000弾

「廊下のむし探検」がとうとう1000回になりました。始めたのが2012年10月だったから、もうかれこれ5年半になります。始めたころは以前集めていた蛾くらいしか分からなかったのですが、その後、翅脈の勉強をして、検索のやり方を覚えて、最近ではかなりの虫を調べることができるようになりました。でも、虫は無数にいます。いつまでやっても分かったような気持ちにならないので、最近はちょっと焦り気味です。

4月21日にマンションの廊下を歩いたときに見た虫の整理がまだ残っていたので、蛾とハエを調べてみました。



見た順に載せます。まずはクロバネキノコバエの仲間です。いつも仲間というばかりなので、そのうち属くらいは調べてみたいなと思っています。



これは大きなケバエです。採集しようと毒瓶をかぶせたのですが、隙間から逃げられてしまいました。普通のケバエではなくて、飛翔力もすごいです。前脚に距刺がないので、トゲナシケバエだと思います。さらに、翅脈を見ると、Plecia属かなと思うのですが、こんなに大きな種があったかな。ケバエではないのかな。



次は蛾です。エグリイチモジエダシャク





廊下の壁にこんな蛾が止まっていると気味が悪いですね。たぶん、アカネシャチホコ



カバナミシャクは模様がよく見えません。



そして、これはチャハマキ



ハナレメイエバエだと思って採集したのですが、顕微鏡で見てビックリ。中副基節に剛毛列があります。よくよく見るとM1脈が前縁側に曲がっているようです。イエバエ科ではなく、ヤドリバエ科なのかな。(追記2018/05/12:通りすがりさんから、「ハエはヤドリバエ科でしょうね。」というコメントをいただきました。やはりヤドリバエ科ですか。ヤドリバエも厄介ですね。せめて属まで行けるとよいのですけど





ケバエの♂が2匹いました。前脚脛節末端にある1対の距刺の長さがほぼ等しいので、この間調べたクロアシボソケバエではないかと思います。



ケブカヒゲナガ類の♂です。これもややこしくなっていますね。ケブカ、アトキケブカ、ムモンケブカがいます。ムモンケブカは白い筋が細く、アトキケブカは触角が長いので、たぶん、これはケブカヒゲナガではないかと思いました。



アオシャクも似た種がぞろぞろいます。以前、アオシャクの模様を比較したことがあります。その時の図を使って比較してみると、ウスキヒメアオシャクに似ています。どうかなぁ。



最後は翅に模様のあるユスリカです。「日本のユスリカ」の図版と比べてみると、ウスギヌヒメユスリカ♀のようです。残りは甲虫とその他の虫だけになりました。これは次回に回します。
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No title

1000回おめでとうございます♪ヽ(´▽`)/
昆虫全般を調べていたら、そりゃ分かった気になりませんよ。
ウンカ、ヨコバイ、ハエ、ガガンボ、コバチ、ジョウカイボン…難しい分類群なんて、まだまだありますしね。
しかも、毎年初見の虫が出てきますし(笑)

ハエはヤドリバエ科でしょうね。

No title

どうも有難うございます。なんだかんだと1000回にもなってしまいました。その間、いろいろとお世話になりました。ウンカ、ヨコバイ・・・・。あと、ハネカクシとか、ゴミムシとか、カワゲラ、トビケラとか、憂鬱な連中ばかりです。何とかしなければと思うと焦りがでてきてしまいます。

やはりヤドリバエ科ですか。ヤドリバエも厄介ですね。せめて属まで行けるとよいのですけど。

No title

記念すべき1000回目おめでとうございます。経過した月日のことを考えると本当にすごい数字だと思います。

そういえば去年は甲虫の年だったかと思いますが,今年は何か力を入れようとしている分類群はお決めになったりしていますか?

No title

立西さん、どうも有難うございます。
いつの間にか5年も経ってしまいました。その割に成長していませんね。

去年はハムシを突破口にして甲虫を調べてみようと思ったのですが、なかなか思い通りにはいきませんでした。今年はヒメバチ、コマユバチあたりを調べてみたいなと思っていたのですが、トビケラやカワゲラも見てみたいし、ハネカクシも少しは手を付けたいしといろいろと思っているうちに4月も終わりになってしまいました。何をすればよいでしょうね。今年もどうぞよろしくお願いします。
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