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廊下のむし探検 甲虫、ハチなど

廊下のむし探検 第997弾

朝の続きで、4月12日にマンションの廊下で見つけた虫たちです。



最初はまたひっくり返っている甲虫です。先ほどは腹部が黒くてコアオハナムグリだとしたのですが、今回は銅色です。



表返してみると、やはりハナムグリの仲間です。こんなハナムグリにはナミハナムグリとアオハナムグリがいて、以前も調べたことがありました。頭盾を見ないとよく分からないのですが、この個体では上翅に1対の縦隆条があるので、たぶん、ナミハナムグリの方かなと思っています。




上翅がつやつやなのですが、触角から見るとケシキスイの仲間かなぁ。それにしても後翅って長いのですね。(追記2018/04/22:上翅端が切断状なのでEupraea属のMicruria亜属らしいことが分かりました。「原色日本甲虫図鑑III」に載っている検索表を用いるとコゲチャヒラタケシキスイになりました。たぶん、これかなと思います





最初は有翅アリだなと思ったのですが、腹柄節の部分がやけに細いし、触角柄節も短いし・・・。ということでよく分からなくなりました。



これはスネアカヒゲナガゾウムシ



そして、これはトゲヒゲトラカミキリ



そして、またひっくり返っている甲虫です。



センチコガネの仲間です。これも以前、センチコガネとオオセンチコガネの違いを書いたことがあります。「頭楯は短く半円形、前胸背板中央の縦溝は後半のみ」ということなのでセンチコガネの方みたいです。



ツヤアオカメムシ



これは小さなチャタテです。縁紋が四角いのでウスイロチャタテ科でしょうね。たぶん、クリイロチャタテではないかと思っている種みたいです。





キクイムシそっくりですが、触角が違います。これはナガシンクイムシ科です。「原色日本甲虫図鑑III」の図版と比べてみると、ニホンタケナガシンクイとホソタケナガシンクイあたりが似ています。検索表があるので、この両者を比べてみると、前者は触角が11節、後者は10節のようです。



早速、節数を数えてみました。全部で11節。ニホンタケナガシンクイの方が候補になりました。







こちらはキクイムシ。先日、検索に再挑戦しました。1971年の論文に載っている検索表ではXyleborus属になったのですが、その後、この属の含まれるXyleborini族では恐ろしく属が増えているので、何とも言えない状態になっています。



これは採集して検索してみました。カタアリ亜科のヒラフシアリの雌有翅アリの翅が脱落した個体になりました。一応、顕微鏡写真も撮ったのですが、先ほど調べてみたら、以前にも詳細に調べていました。たぶん、間違いないでしょう。



これはクロバネキノコバエの仲間だと思うのですが、黄色いのは花粉でしょうね。花にも訪れるみたいですね。

雑談)この間から、やたら検索をしています。今日はヒラフシアリと12日に捕まえたテントウの検索をしてみました。テントウの方はヒメテントウ属Pullus亜属のアラキヒメテントウが今のところ第1候補になっています。この亜属の特徴は、①触角11節、②前胸腹板に1対の縦隆線、③腿節線は完全となっているのですが、①の触角の節数が10節なのか11節なのか、いまいちはっきりしていません。大きさが1mm半くらいしかないので、観察もなかなか大変です。この間から調べているキジラミについては可能性のありそうな6種をピックアップして、細部を比較しています。ただ、どれも細かなところでは違っていて、途方に暮れています。そうこうしているうちに、観察中にうっかり咳をしてしまい、テントウもキジラミもアリもみんな吹っ飛んでしまい、探すのが大変でした。
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