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家の近くのむし探検 虫と公園の花

家の近くのむし探検 第361弾

今日は晴れて暖かったので、午前中に家の近くの公園に行ってみました。午後からはマンションの廊下も歩いてみました。まずは午前中の分から。





これは公園に行く前にマンションの廊下で見つけました。オドリバエ科の♀ですね。これだけの写真があると、「双翅目(ハエ目)昆虫の検索システムに関する研究」という三枝豊平氏の絵解き検索表(ここからダウンロードできます)で検索することができます。詳細は省略しますが、Rhamphomyia属になりました。



公園に行く途中で今度はこんなカメムシを見つけました。脚がガタガタしているのでヤニサシガメで、たぶん、5齢幼虫。



公園を2周ほど見て回ったのですが、やはり虫はほとんど見つかりません。やっとシラカシの幹でカシノアカカイガラムシを何匹か見つけました。いつもなら4月になってから見つかるのですが、今年は少し早いのかな。



もう少し探していたら、ユリノキの幹にヨコヅナサシガメの幼虫もいました。



その傍にはハエもいました。これは採集しませんでした。イエバエなのかな。



ツツジの植栽の中を覗いてみると、こんなカマキリの卵がありました。大きかったのでオオカマキリの卵かな。



公園の街路灯にはいつものようにトビムシが登っていました。以前、調べたことがあったのですが(こちらこちら)、マルトビムシ科ヘラマルトビムシ属 Spatulosminthurusのキノボリマルトビムシか、ニッポンマルトビムシかどちらかというところで止まっています。

伊藤良作ほか、「日本産ミジントビムシ亜目およびマルトビムシ亜目(六脚亜門:内顎綱:トビムシ目)の分類」、Edaphologia 91, 99 (2012). (ここからダウンロードできます)

この論文に載っている種の説明を読むと、キノボリはニッポンのシノニムという意見もあるが、触角後毛と主爪・副爪の形態、茎節前面の毛の配列で区別されるということです。また、キノボリは冬季に樹上生活を送るとのことでした。もう一度、調べてみる価値があるかもしれません。





公園でちょっと運動をしてから昼前に帰ってきました。マンションの渡り廊下にこんなハナバチが止まっていました。



これは翅脈の縁室後方の翅脈(黒矢印)を見ると、ヒメハナバチ科チビヒメハナバチ属であることが分かります。この属にはチビヒメハナバチ1種なのでこれで決まりです。ただ、撮影したときにはよく分からず、後で調べようと思って殺虫管に入れておきました。午後からマンションの廊下を歩いた時、一緒に入れておいた吸虫管を取り出そうとして殺虫管を床に落としてしまい、粉々になってしまいました。高かったのに・・・。ちょっとショックです。これからはプラスチック製のものにしようかなぁ。



最後の虫は廊下で見つけました。翅が半分くらいあります。たぶん、以前見たハナムグリハネカクシの仲間 Eusphalerum属だと思われます。「日本列島の甲虫全種目録」によると、この属はヨツメハネカクシ亜科Euspharerim族に入っていて、日本産は55種。そのうち本州産は39種。種まではまだまだ大変です。ただ、"Keys for the identification of British Staphylinidae"に載っている検索表で、亜科まではたどり着くことができました。採集したので、今度詳しく調べてみます。

ついでに公園で見た花も。





ラベルにはモクレンとなっていました。ぼちぼち開きそうな感じです。





こちらはハクモクレン





スモモも咲き始めていました。でも、サクラはまだまだみたいです。
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