廊下のむし探検 甲虫、トガリキジラミなど
廊下のむし探検 第987弾
昨日の続きで、マンションの廊下で見た虫たちです。昨日は暖かくていい天気だったのですが、今日は雨模様で夕方からは土砂降り、明日は冬が戻ってくると、この頃は目まぐるしく気候が変わります。虫も出てきていいのか、もう少し待った方がよいのかと迷っているかもしれませんね。
まずはウリハムシ。
それにナナホシテントウ。
この小さなハムシはなんでしょう。後脚腿節が太いのでノミハムシの仲間であることは確かなんですが・・・。この手のハムシはどうもよく分かりません。前も調べたかもしれませんが、もう一度調べてみようと思って、一応、採集しました。
また、シマバエの仲間のSteganopsis dichroaがいました。よく見かけますね。
これは両方ともキクイムシの仲間だと思います。先日、一匹捕まえたので、今回はパスです。上の個体の触角は面白いですね。
マンションの渡り廊下にいました。これはたぶん、サトオオトガリキジラミだと思います。
そのすぐ横にもっと小さな虫がいました。てっきりアブラムシだと思って撮ったら、翅脈の三分岐が見えました。トガリキジラミの仲間みたいです。「絵解きで調べる昆虫2」に載っている検索表で調べようと思ったのですが、途中で挫折。仕方ないので翅脈で調べてみたら、何となくクロトガリキジラミに似ているような・・・。撮影してから採集しようと思ったらぴょんとどこかに飛んでいってしまいました。残念!下の写真はクローズアップレンズを使って撮ったら、露出オーバーになってしまいました。
これは顔の模様からスズキクサカゲロウだと思われます。
コバチが2種いました。私は外見からだとよく分かりません。検索しようと思って一応は採集したのですが・・・。(追記2018/06/13:その後、上の写真の個体については検索をしてみました。結果はコガネコバチ科のPteromalinae亜科になりました。詳しくはこちらとこちら)
ナミテントウも床をちょろちょろしていました。
これはタマバエか、クロバネキノコバエか。
それにガガンボダマシも。
最後は小さなクモです。これもよく分かりません。というわけで、今日は分からないものだらけでしたね。
雑談)今日は昨年9月に採集しておいたハエの検索をしてみました。秋に葉先によく止まっていたハエです。冷凍庫に入れておいたのですが、その後、足の骨折したりしてそのままになっていました。半年ぶりに出してみたら、やはりだいぶ乾燥していました。それでも検索してみると、イエバエ科イエバエ亜科ミヤマイエバエ族のチャバネヒメクロバエになりました。実は、以前検索をしたことがあったのですが、その時の記録が残っていなくて、もう一度調べてみたいと思っていたハエでした。
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