廊下のむし探検 キモグリバエ、アワフキほか
廊下のむし探検 第961弾
足を骨折したので虫探しを止めていたのですが、いよいよネタがなくなったので、昨日、10分ほど廊下で虫探しをしてみました。気温が低いのでほとんど虫はいなかったのですが、それでも面白い虫もいました。
まずはキモグリバエです。これはたくさんいました。先日、検索を試みたのですが、結局、属までたどり着くことができませんでした。今度は資料を手に入れて再挑戦したいと思っています。
小さなハネカクシがいました。今のところ、ハネカクシにはまったく手が付けられません。
しばらく見ていたら、急に翅を伸ばしました。これは飛ぶのかなと思ったら、
また、翅をしまい始めました。翅がうまく畳めなかったので、やり直しただけだったのだろうか。
次はこれ。いつものヨコバイかなと思って、「原色昆虫大図鑑III」の図版をぱらぱら見ていたら、クロスジホソアワフキに何となく似ています。これはアワフキなのかな。アワフキとヨコバイはどこで見分けたらよいのだろうと思って、「絵解きで調べる昆虫」に載っている「同翅類とヨコバイ科の絵解き検索」を見てみました。ヨコバイ科とアワフキムシ科はツノゼミ上科とアワフキムシ上科を区別すればよいのですが、後脚脛節を見ればよいようです。
ヨコバイ科はこの写真のクワキヨコバイ属みたいに後脚脛節に多数の刺があります。
一方、アワフキは今回の個体のように後脚脛節には刺が1-2本だけです。これで何とか見分けられそうですね。
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