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廊下のむし探検 ハエやハチなど

廊下のむし探検 第959弾

昨日の午後、また、廊下の虫を探してみました。足を骨折しているので、足をひきずりひきずり30mほどの距離で、時間も10分ほどだったのですが・・・。



いよいよキモグリバエの季節になってきました。ここかしこにちょこちょこいます。カニみたいに横歩きをするので、小さくてもすぐに分かります。今回は2匹捕まえてきました。今度、属の検索をしてみます。





ハチもいました。ヒメバチだろうなと思ったのですが、一応確かめておこうと思ってちょっと翅を広げた下の写真を使って翅脈を見てみました。





上が前翅、下が後翅です。頑張って見ていったらここまで調べることができました。翅脈の名称はAmerican Entomological Instituteのホームページに載っているものを用いました。ヒメバチ類の翅脈の名前の付け方にはいろいろな流儀があるのですが、私は前翅のRs脈の扱い方がここの方式が一番素直だなと思って使っています。「絵解きで調べる昆虫」にはヒメバチ科とコマユバチ科の区別が出ています。翅脈だけについていうと、ヒメバチ科は、①前翅は2m-cu脈をもつ、②後翅の1rs-mとRsの合流点はRとRsの分岐点より先端側、ということになっています。ただし、翅脈の名称はこの写真の方式に合わせました。これはそれを満足しているので、ヒメバチ科は確かそうです。この先の亜科の検索は大変なのですが、今回は採集したので、今度試してみます。





小さなユスリカがちょこちょこいます。共に雌なので、採集しませんでした。雌でも亜科ぐらいは調べておかないと怒られそうなので調べてみました。





2匹が同じ種類としてこんなところを見ていきます。これでたぶん、エリユスリカ亜科になります。フユユスリカの仲間かなぁ。今度、雄が見つかったら、先日購入した「絵解きで調べる昆虫2」に載っている検索表で調べてみたいと思っています。





次はこのハエです。写したときは普通のハナバエかイエバエだろうと思って気にも留めなかったのですが、後で見てみると、口のところが尖っています。普通は舐めるタイプの口をしているのですが、これは吸血型です。たぶん、イエバエ科のサシバエの仲間だと思われます。幸い、採集したので、今度、頑張って検索をしてみます。(追記2017/11/26:検索してみた結果、サシバエ属サシバエ Stomoxys calcitransになりました。これから確認してみますが・・・



最後はこのハムシです。後脚腿節が太いのでたぶん、ノミハムシ亜科でしょうね。触角の節を数えてみると、何とか数えられて11節。これで検索の2項目をクリアできるのですが、残りは46項目もあります。上翅の点刻列が綺麗で、前胸背板に横溝などはなさそう。ちょっと特徴がないのですが、これも採集したので、これからのお楽しみです。(追記2017/12/04:触角が10節でした。これから直ちにナガスネトビハムシ属 Psylliodesになります。さらに検索してみると、ナトビハムシ Psylliodes punctifronsになりました。詳細は後程載せます

10分間ほどの昆虫探索だったのですが、結構、楽しめました。でも、これからはハエの仲間が多くなるでしょうね。
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