家の近くのむし探検 ハチ、ハナアブなど
家の近くのむし探検 第351弾
11月7日に家の近くにある川の土手をちょっとだけ歩いてみました。やはり虫はほとんどいませんね。いよいよ今年も終わりです。
行く前にマンションの廊下でハチが倒れていました。まだ、動いていたので、生きてはいるようです。これは以前も見たクロスズメバチの仲間です。シダクロスズメバチという種もいて、見分け方も教えていただいたのですが、写しているときにはすっかり忘れてしまっていました。シダクロスズメバチについては以前詳しく調べたことありました。似ているクロスズメバチとは複眼の内側にある白い模様の形で見分けられるのでした。
辛うじて顔を写している写真があったので見てみたのですが、何となく、シダクロスズメバチの方かなと思ったのですが、はっきりはしません。触角の節数を数えると12節なのですが、以前数えたときは一番長く見える節が第3節だったのでそうだとすると全部で13節になります。これは重要なんです。12節だと♀、13節だと♂だからです。たぶん、これは♂なんでしょうね。(追記2017/11/14:ほしさんから、「クロスズメバチ類はご指摘通り♂です。頭楯の↓模様などからシダクロだと私も思います。そろそろ、成虫も越冬を始める季節になりましたね」、通りすがりさんから、「シダクロのオスに賛成です。今年はクロスズメバチ類もスズメバチ類も殆ど見ないんで、潜るのが早かったかも。」というコメントをいただきました)
次は土手で写したものです。日が当たっているとどうもうまく写りません。これはたぶん、アカガネコハナバチかなと思ったのですが、これも以前、調べたことがありました。、この写真では翅脈がはっきり写っていなくてよくは分かりません。
この2匹はともにヒメナガカメムシだろうと思います。
これはオンブバッタ。
後はハナアブくらいでした。これはホソヒラタアブ。
これはたぶん、ホソヒメヒラタアブ。
クダアザミウマも一匹だけ見つけて採集したのですが、そのまま忘れてしまい、どこに置いたか分からなくなってしまいました。ただ、もう1匹冷凍庫には入っているので、それで調べられると思いますが・・・。この日はこんなところでした。
雑談)一昨日、ちょっとしたミスから足の甲の骨を骨折してしまいました。今は固定してある状態で、今日、病院に行ってギブスで固定するか、手術するかを決めることになります。骨折自体はほんのちょっとなのですが、それでも固定されると立ち上がるのさえ一苦労です。少し慣れてくれば顕微鏡写真や廊下での撮影ぐらいは何とかなるかなぁと思ってはいるのですが・・・。今週は会議やら、野外での説明やら、いろいろ行事が重なっていて、どうなることか心配です。
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