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鶴見緑地の散策

前日に服部緑地に行ったのですが、翌日の11月3日にはちょっと足を伸ばして鶴見緑地に行ってみました。連休の初日とあって、鶴見緑地は人でいっぱい、駐車場もほとんど満杯の状態でした。この日は咲くやこの花館(温室)で弁当を食べた後、大池に沿って歩いて、風車のある丘まで行き、また、咲くやこの花館まで戻ってきました。鳥を写そうとは思っていたのですが、特にこれといった目的はなく、ぶらぶら散策を楽しみました。



これは咲くやこの花館の入り口にある池です。真ん中に島のようにものがあり、そこにサギが止まっていました。



拡大してみると、コサギでした。



大池には例によってカモがごちゃごちゃいて、どうも撮影意欲が湧きません。やっとヒドリガモを一羽だけ撮りました。





で、こんなカモも。鳥はしばらく見ていなかったので、名前が浮かんできません。それで、とりあえず撮るだけ撮って家で調べてみました。いつも見ている日本野鳥の会の「野外観察ハンドブック 水辺の鳥」で見たのですが、それらしい種が見つかりません。何となくAythya属みたいですけど・・・。それで、ネットで「鶴見緑地 鳥」をキーワードにして検索すると、どうやら以前、メジロガモという種が来て話題になっていたようです。学名はAythya nyrocaで、やはりAythya属です。この学名で検索すると、写真はいっぱい出てきました。雄の眼が白い中に黒い点があるので、「目白」とい名がついているのかなと思いました。これに対して、雌はこの写真のように黒い眼をしています。ただ、そこに出ている写真と比べると、かなり似てはいるのですが、黒い羽の出方がちょっと違うようです。それで、雑種かもしれないなと思っています。もう少し探してみればよかったとちょっと後悔。







池の傍にはピラカンサス(トキワサンザシ)がいっぱいに実をつけていました。





これはツワブキかな。





自然体験観察園というところがあるのですが、そこでタデアイという植物が植えられていました。アイと関係があるのかなと思ってWikipediaを見てみると、これがまさにアイだったのですね。植物図鑑にはほとんど出ていなかったのですが、「牧野新日本植物図鑑」には出ていました。非常に古く支那から伝えられ、原産地はたぶん、インドシナ半島南部だろうと書かれていました。学名はPolygonum tinctoriumとなっていましたが、この名は現在はPersicaria tinctoriaのシノニムになっているようです。

アイといってもちっとも青くないし、この植物からどうやって染料をとるのかなぁと思ってちょっとだけ調べてみました。

牛田智、「藍染めを化学の視点から」、化学と教育 64, 406 (2016). (ここからダウンロードできます)

この論文に載っていました。青色の色素はインジゴで、植物では4種(タデ科のタデアイ、キツネノマゴ科のリュウキュウアイ、マメ科コマツナギ属のキアイなど、アブラナ科のウォード)から取られるとのことです。この色素は葉の中にあって、生時はインジカンという無色透明な形で存在しています。植物体が枯れたり、細胞が傷つくと、酵素の働きでインドキシルという物質に変化し、さらに、空気中で酸化されインジゴに変化し、青色になるということです。枯れた部分を見れば、青色が見えたかもしれませんね。



この変化を化学式で描くとこうなるそうです。この間と同じBKChemというフリーソフトを使ったのですが、やはり使いずらいですね。結合の向きが思った方向に向かなくって・・・。

インジゴを染料として使うときはちょっと工夫がいるようです。というのは、インジゴは水に溶けないからです。染料が繊維に奥深く入っていくためには水に溶けないといけないので、一度アルカリ性にして、還元剤で還元します。そうすると、インジゴはロイコインジゴに変わり水に溶けて黄色の溶液になります。この状態で繊維を染めて、再び、酸化することで藍染めができるようです。この変化も化学式で描くと次のようになります。



ちょっと物知りになりました。



こちらは風車の丘です。コスモスがいっぱい咲いていたのですが、意外に虫は来ていなかったです。それで、咲くやこの花館に戻ることにしました。折角、温室に来たのですが、植物よりもつい虫を探してしまいます。



こんなハエのカップルを見つけました。腹の先に立毛が多いので、たぶん、ヤドリバエ科?



こちらは胸背に三本の黒い筋が見えるのでたぶん、ニクバエ科。こんなものを撮って連休初日を過ごしてしまいました。
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